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前回、前々回とせやま印工務店@滋賀での打ち合わせ内容について、記事にさせていただきました。
前々回は、初回打ち合わせ〜土地の契約まで。
そして前回は間取り(プラン)の提示〜請負契約までをご紹介しました。
で、今回はいよいよ
打ち合わせの内容についてです。
もちろん、これはそれぞれスケジュールはいろいろだと思います。
我が家は初回打ち合わせから引き渡し(竣工)まで、
約1年2ヶ月かかる予定です。
ただせやま印工務店@滋賀の営業さんに聞くと、
打ち合わせを1年以上されている方もおられます
とのこと。
せやま印工務店@滋賀の打ち合わせ回数は、
少なくとも9回あります。
結論からいいますと、
我が家では10回打ち合わせしました。
期間は10月〜3月の約半年間です。
いろいろとYouTubeやらブログやらを見たり、知り合いの人から聞きましたけど、回数は多くて期間も長めみたいですね。
それだけいろいろと作り込みもできるかと思うので、あなたのこだわりをしっかり!聞いていただける工務店さんですから、後悔のないように打ち合わせしていただきたいと思います。
ですが、
ということもやっぱりありました。
あなたには少しでも後悔していただきたくない!
なのでそんな内容も含めて、これから我が家の打ち合わせ内容とその順序について、ご紹介していきます。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
打ち合わせの内容と順序について
まずは結論からご紹介しますね。
我が家の打ち合わせ回数は10回でした。その内訳は・・・
- 平面詳細図面でのプラン確認・打ち合わせ
仕様の確認(10月1週目) - 図面上での窓仕様確認(10月3週目)
- モデルハウスでの窓・建具、
設備仕様などの確認(11月2週目)
※ローンの本契約もあり - 建具などの色仕様の確認・打ち合わせ
(11月4週目) - 設備仕様の打ち合わせ(12月3週目)
- 壁紙・クッションフロア・住宅設備仕様
の決定(1月2週目) - 照明器具の内容説明、コンセントの位置確認、カーテンの打ち合わせ(2月1週目)
- 照明器具の仕様打ち合わせ(2月3週目)
- 照明器具の決定、スイッチ位置の確認
(3月1週目) - 現場監督同席での最終打ち合わせ(3月3週目)
と、ざっとこんなところです。
だいたい2週間に1回のペースで打ち合わせは進んでいきます。
工務店さんやプランナーさんの予定と、我が家の予定が合わない日程があったので半年くらいかかりましたが、スムーズなら5ヶ月くらいで終わる感じですね。
優先的に決めないといけないことは?
打ち合わせを進めるにあたって、
- 早く決めないといけないこと
- 後で決めても大丈夫なこと
があることがわかりました。
これ、
ということがありましたので、打ち合わせの序盤、
早めに決めるべきことをお伝えしていきますね。
その1 家の形
・・・当たり前じゃろ?って思われた方もいらっしゃると思いますが、
家の形を早めに決めるようにしてください。
なんでかと言いますと、
構造計算のスケジュールの関係です。
構造計算の詳しい内容については割愛しますが、
結構早めに構造計算に入られます。
気にしないといけないのは、
家のどの部分に穴を開けるのか
どのくらい大きなスペースを確保できるのか
ということです。
構造計算では、地震や台風によって家にかかる力の他に、建物自体の重さであったり柱や梁の数や強度を計算されるので、
穴、つまり開口がどのくらいあるかというのがポイントになります。
例えば、
- 吹き抜けをつくるかどうか
- ニッチをつくるかどうか
- リビングはどのくらいの大きさにするか
- 宅配ボックスを壁に埋め込むかどうか
- 収納スペースをどれだけ確保するか
といったところでしょうか。
どれも壁に穴を開けたり、開口をとるようなものばかりですよね。
構造計算をすると、どうしても必要となる壁や柱が出てきます。
また、開放感のあるスペースを作りたくても、構造計算上を考えるとできなくなる間取りだってあります。
なので、どのくらい開口する間取りにしたいのか、どの部分に穴を開けておきたいのか、というのは早めに考えて決めておいた方が良いですね。
その2 窓の形と大きさ
これも、先ほどの話と同じく構造計算の関係です。
窓も壁に開ける大きな開口です。
ですから、どの場所にどのくらいの大きさの窓をつけたいかというのは早めに決めるようにしましょう。
ただ・・・窓をどうするかというのは結構難しいんですよね。
数を多くすればそれだけコストが上がったり断熱性や気密性に影響します。
かといってつけなさすぎても部屋が暗くなったり採光が取れなかったりします。
我が家も後から考えると、
と思うことがありましたので、
つけたいと思う場所には
最大限入れておく
ことをおススメします。
なぜなら、構造計算が終わった後に窓を追加することは、
おそらく難しいです。
もしできたとしても、再度構造計算をしなければならなくなる可能性が非常に高いので、
追加費用が発生するかもしれません。
後から減らす分には、開口がなくなる=壁が強くなるということになるので、構造上問題ない、となる場合が多いです。
なので、つけるかつけないか迷っているのであれば、
まずはつけておくのがベターです。
決めるべきタイミングと対策
構造計算があるから、家の形と窓の仕様は早めに決めないといけない、ということは分かった。じゃあ、
いつまでに決めておいた方が良いの?
ということになりますよね。
これは、おおよそ
2回目の打ち合わせまで
がベターです。
なので、対策としては
- 契約するまでのプラン作成でしっかり要望を伝えておく
(特に広いスペースや天井高の希望など) - もし契約した後でも間取りは最優先で考える
- 窓は、つけたい数を最大限入れておく
- 耐力壁になる部分を確認しておく
この4つはしっかりと考えておいてください。
地味だけど大事!耐力壁とニッチ
最近、給湯器とかインターホンとか、リモコンが集まる場所にニッチを作りたい!という要望が増えているように思います。
壁から出っ張りが少なくなりますから、スッキリした印象になって良いですよね。ですが、
ニッチは耐力壁には作れません。
ニッチを作る部分って、柱と柱の間の空間部分になります。なので壁の長さによっては耐力壁として使えません。
ニッチを入れたくても構造上入れられない、ということが起こります。
ニッチがあると、奥行き感が出たり部屋がスッキリしてカッコよくなりますから、ぜひ取り入れたいところですよね。
我が家もリモコンニッチしたかったんですが、耐力壁のところしかリモコンを集められなかったので、泣く泣く断念しました・・・。
なので、このような小さな希望でもしっかりと事前に伝えて間取りを検討すれば、ちょっとしたことですけど後悔が少なくなりますよ。
あとがき
打ち合わせの前半って、まだ勉強不足のことが多かったり、ローンの契約や登記の手続きがあったり、さらにはショールーム巡りなんかもあったりして、なかなか大変です。
ですが、構造計算した後は間取りを大きく変えることは非常に難しくなります。
契約前後は本当にバタバタするとは思いますが、後悔の少ない家づくりができるよう、応援しております!
次回以降も、打ち合わせの内容についてご紹介していきたいと思います!
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