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前回は、我が家のコンロはガスコンロにした、とご紹介しました。
次に考えることとして、
給湯器は電気にするのか?
それともガスにするのか?
というのを決めなければなりません。
いやいや、
コンロがガスじゃけぇ、給湯器もガスじゃろ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
タイトルにある通り、我が家は
給湯器はエコキュート
を選びました。
ではなぜ調理器具はガスコンロにしたのに、給湯器はガスの「エコジョーズ」ではなくて電気の「エコキュート」を選んだのか。
その理由と内容を、これからご紹介したいと思います。
家づくり中の方で給湯器をまさに検討中のあなた!今まではガス給湯器を使っていたけど、交換時期になっているあなた!リフォームを検討しているあなた!ぜひ参考にしていただけるとうれしいです。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
そもそも工務店さんの標準仕様は?
最近、住宅会社や工務店さんでは、
オール電化が標準
になっていることが、多いのではないでしょうか?
これはあくまで私の予測ですが、
家で電気を使わない!なんて人はごくごく稀でしょうけど、ガスを使わなくても日常生活はできます。
住宅会社や工務店さんも、標準仕様の設備をできるだけ安く抑えたい。となると仕入れる数が多い方が安くなる可能性が高い。
となると、使うかどうか分からないガスよりも、必ず使う電気の設備を標準にした方が、結果的に仕入れを安くできて利益を確保できる。
ということからだと、私は思います。
ちなみにせやま印工務店@滋賀の標準仕様もオール電化でした。
(※ガスももちろん選べますが、標準仕様とされているのは指定プロパンガス業者と契約した場合の仕様となるようですので、詳しくは営業の方にご確認ください)
オール電化が標準仕様だったので、給湯器はエコキュートで容量は370Lタイプでした。
ちなみに370Lタイプはおおむね3〜5人家族向けと言われています。
コンロは絶対IHがいい!と言う方は、ほぼ迷うことなくオール電化にされるでしょうから、給湯器はエコキュートになると思います。
ただ、我が家が給湯器選びに迷ったのは、
コンロをガスコンロにした
ということ。
せやまさんがおすすめされていて、最近ではCMも見たり聴いたりする乾太くん。
これは絶対に採用したい!
と思っていたため、必然的にガスを最低でも1栓は入れることに決めていました。
となると、この時点でガスの基本料金を払うことは確定します。
前述のようにコンロはガスコンロにしたのですが、だったら給湯器はエコジョーズとか、エネファームを選ぶ方も多いかと思います。
でも我が家は
エコキュートの460Lに決めました。
その理由をここからご紹介しますね。
理由 その1
給湯にかかる光熱費を抑えたかった
光熱費は電気・ガスの費用ですが、
その中でも一番費用がかかるのが給湯
といわれています。
我が家は女子が3人。今は娘たちが小さいですが、
彼女たちが小学生、中学生になったら、
シャワーの時間も増えるでしょう。
また、すし子さん(妻)は、
お湯を溜めてお風呂に入りたい人でもありますし、冬場はお湯で洗い物をしたい人でもあります。
このことから、
我が家はお湯を使う機会が結構多い
というのは当初から想定をしていました。
また、エコジョーズとエコキュートのランニングコストの差額については、いろいろと見解はあるようですが、4人家族の想定だと、
エコキュート:年間4〜6万円
エコジョーズ:年間6〜10万円
と、年間で約2〜4万円くらいの差額になるみたいです。
このランニングコストについては、いろいろ調べても、コレ!といった、ハッキリした記事が見つからなかったので、正直あんまり自信がありません・・・。
ですが、
エコキュートの方がランニングコストが安い
というのは、私が調べた中ではおおむね共通していて、だいたい年間2万円ほど安いと仮定すると、10年間で約20万円の差額となるため、
都市ガスの開栓費用を考えると、たぶんメリットがある!
と考え、エコキュートにすることとしました。
理由 その2
ガスをもう1栓ひく費用をケチった
先ほども書かせていただいたように、
乾太くんは絶対入れたい!
と思っていたので、ガスは必ず使うことになります。
プロパンならガス管を敷く費用は不要にはなりますが、都市ガスと比べるとランニングコストが高いことが多いですよね。
なので、初期費用はかかりますが、今後のランニングコストを抑えることを考えて、我が家は都市ガス工事をすることにしました。
都市ガスを敷く費用については、工務店さんからは乾太くんの費用と一緒に見積もりをいただいていました。内訳はこちら。
乾太くん:5kgデラックス、専用台(大)、逆流防止弁
ガス栓:乾太くん用、ガスコンロ用の合計2栓
合計金額:約55万円
なので、1栓あたりの金額はハッキリ分かりませんが、乾太くんの設置費用がだいたい30万円だと計算すると、
おおよそ12万円くらい
だと想定しました。
これは土地のガス管の位置であったり、引き込みの距離などでも変わるので、あくまで参考価格として考えていただければと思います。
そして我が家ではガスコンロのところも1栓敷いたので、合計2栓で25万円くらいかかったと思います。
で、ここにエコジョーズを入れたら、さらに1栓必要になりますし、加えてドレン排水工事というものも必要になるようです。
一般的に、初期費用はエコジョーズの方がエコキュートよりも安いと言われています。
・・・ですが、仮にエコジョーズに変更することで標準仕様の金額から減額になったとしても、前述のランニングコストとの差を考えると、
と思い、エコキュートを選ぶことにしました。
理由 その3
給湯器の耐用年数を考えた
一般的な給湯器の耐用年数として、
エコジョーズ:約10年
エコキュート:約15年
といわれているようです。
もちろんメンテナンスをしっかりするとか、予期せぬ故障がない、ということが前提にはなるのですが、
5年の差は大きいな、と。
ましてや前述のとおり、標準仕様はオール電化ですし、エコジョーズにすれば都市ガス開栓工事やドレン排水工事の費用が余分にかかること、
ランニングコストの差も考えると、
給湯はエコキュートの方がメリットが高そうだ、と思って採用しました。
理由 その4
太陽光発電システムを入れるから
ランニングコストにも関わることですが、太陽光パネルを載せることで、電気代を抑えることができるのなら、エコキュートの方がさらにメリットが大きくなるのではないか、と考えました。
エコキュートは基本的に深夜の安い料金で、お湯を沸かすことで電気代を節約する、ということを前提に採用されていることが多いです。
が、最近は深夜料金も高くなってきて、再エネ賦課金やら燃料調整費やらで、昼間の料金とあんまり変わらない、という印象です。
しかも売電価格は1Kw/hあたり16円。
※2023年新築のため
だったら、昼間に発電した電力を使ってお湯を作れれば、給湯の電気代がだいぶ安くなるかも・・・。
エコジョーズではそのメリットは受けられないので、エコキュートにすることとしました。
以前、「おひさまエコキュート」を検討した記事も書かせていただきましたので、そちらもよろしければご覧ください。
こちらの記事もどうぞ
あとがき
以上が我が家がエコキュートを選んだ理由です。
ただ、ランニングコストや導入費用の計算は、エコキュートの370L品でされていることが多いと思いますし、我が家で入れた460Lでは、エコジョーズと比べてどのくらいのメリットが出るのかは、正直不透明です。汗
なので、住み始めてからも様子を見ながら、実際のランニングコストであったり気になったことなどを、あらためてご紹介できればと思っています。
給湯器選びでお困りの皆さんの参考になればうれしいです!
今日もありがとうございました!
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