【当ページのリンクには広告が含まれています】
前回は、我が家がどうやって土地探しをしたのか、その方法についてご紹介をしました。
結果としては、
ネット検索で見つけた土地
を購入したのですが、とはいえネットだけの情報だけだと不安ですよね。
あと、購入する前にせやま印工務店@滋賀の営業さんから、
「不動産会社からの情報はあくまで参考です。土地を決める時には自分で確かめてみてください。実際に現地に行く人もいますよ」
と言っていただきました。
せやまさんがいつもおっしゃる
自己責任
ですね。これを言ってくださるというのは、親心というか、正直にお話いただけてありがたいなぁと感じました。
良さそうな土地があったけど、なんか気になるところがあって決めきれない…という方へ、私が実際に土地決めの直前にやってよかったことを、これから3つご紹介します。
ほいじゃあ、いってみましょう!
その1
いろいろな天気の日の、日中に行ってみた
家を建てるにあたって、家の明るさは大切ですよね。日当たりもそうですが、土地の周りが明るいかどうか、というのはやっぱり気になるものです。
周りに建物がなく、大きく開けているところでしたら、家周辺の明るさはあまり心配しなくてもよいかもしれませんが、
住宅が密集していたり、接続道路が狭い地域などでは、それだけお向かいさんやお隣さんとの距離が近いので、
方角や太陽の角度などによっては、影の多い少ない、というのが気になることもあります。
なので、晴れている日には日中にどのくらい明るくなるのか、現地で確認しておくと良いと思います。
できれば朝・昼・夕方それぞれの時間帯に行ってみると、なんとなくイメージがつかめますね。
あとは、曇りや雨の日にも、可能であれば行ってみてください。
曇りの日に行くのは、さっきと同じく明るさの確認です。
晴れの日では気にならなかったとしても、曇りなら思ったより暗く感じたということがあるかもしれません。
また、雨の日はその地域の川や水の流れの確認です。
土地探しをされる時は、必ずハザードマップを確認されるはずですが、
・実際に雨が降った時に近くの川はどのくらい増水するのか
・高低差がある場合、水はどのように流れてくるのか
・側溝がある場合は、水があふれるようなことはないか
など、実際に自分の目で見て水の状況を確認するというのは、けっこう大事なことだと感じました。
ハザードマップがおおむね大丈夫だったとしても、落ち葉が多くて溝がよく詰まる、などその地域特有の懸念材料があったりしますので、雨の日に行くというのは、ぜひされた方がよいと思います。
ちなみに家の中に入ってくる光の想定は、住宅会社や工務店さんで、日射取得シミュレーションをしてください。
例えば夏至の日の14時、など時期や時間を設定して、家の中にはどんなふうに光が入ってくるのか、ということをシミュレーションできますよ。
その2
夜に行ってみた
これも先ほどと同じく、
夜になったら周りはどのくらい暗くなるのか、という確認のためです。
日中に行った時にでも、街灯の数なんかは数えられますが、その街灯がどんな明るさなのかまでは分からないですよね。
だから暗さの想像をするっていうのは、日中に行くだけではなかなか難しかった、というかできませんでした。
実際に夜行ってみると、土地周辺の明るさ暗さは体感できますし、時間帯によっては、
・周りのお家では電気が点いているか
・車がどのくらい停まっているか
・人通りはどんな感じか
・静けさや雰囲気はどんな感じなのか
などを確認できます。
また、家の中の灯りだけではなくて、家の外に点いている灯りも確認したいです。
人感センサーで点く外部照明がついているお家はどのくらいあるか、自分の家ではその外部照明をどんなふうにつけるのか、ということを検討するのに役立ちます。
周りが結構暗い地域だと、眩しいくらいの照明が外部についていれば、ご近所の迷惑になる、ということだって考えられます。
かといって、暗すぎるのも不安になりますから、ちょうどいい明るさの照明はどんなものか?というのを、あらかじめ想定しておくためにも、夜に行かれることはおススメしたいです。
夜に行って次に確認したのは、「街灯の色」です。
これは引っ越し屋さんに10年ほど前に聴いた話なんですが、治安があまりよろしくない地域の街灯は、色が白ではなく青っぽいところが多い、らしいのです。
もちろん、白だったらその地域は絶対安心、青だったら絶対治安がよろしくない、ということではないとは思いますが、そう言われている理由を聞くと妙に納得しました。
青色っていうのは、一般的に落ち着く色とされています。
なので、街灯に青色を使うというのは、精神を落ち着かせる効果があるため、犯罪を起こしにくくする効果につなげている、と当時聴いた覚えがあります。
ちなみに、私が昔広島に住んでいた時の話ですが、広島市内でもあまり治安がよろしくない、と言われていた地域の街灯の色は確かに青色でした。
今はどうなっているか分からないですが・・・。
この「犯罪を抑制する効果」ということについてちょっと調べてみると、いろいろと議論がされているようでして、
「実際に犯罪発生数が激減した!」というものもあれば、
「犯罪の抑制効果の定義については不明確」
という意見もあるようなので、その効果については一概にある、とは言えないのかもしれませんけどね。
だいぶ昔の資料ですが、こちらの資料をネットで見つけましたので、よろしければご覧ください。
https://www.ieij.or.jp/shibu/kansai/info2008/080714symposium01.pdf
(出典・参考資料:照明学会「青色防犯灯の導入背景と全国実態調査報告」)
これを見るとむしろ、街灯の色を青色に交換しているということは、防犯の意識が高い地域である、とも言えますから、逆に治安が良い地域なのかもしれませんしね。
ただ私にとっては気になる部分の一つだったので、実際に現地で確認したいポイントでした。
あと、青色の街灯っていうのは、白色と比べるとシンプルに暗いですから、どんな明るさなのか、ということも一緒に確認できますね。
その3
近所の方に聞き込みをした
これをやっておくかおかないかというのは、私にとっては安心感がまるで違いました。
先ほどご紹介したように、日中に土地の確認に行った際、近所の方がお家の外にいらっしゃるタイミングに声をかけて、
治安のことであったり、住民の方の年齢層だったり、水災や防災のことであったり、自治会のことだったり、いろいろとお聴きしました。
我が家が建つ予定の土地は購入時には更地でしたが、そこには少し前まで家が建っていて、不動産会社で解体工事をしたようなんです。
工事の時にご近所に挨拶回りをされていたようで、事前に不動産会社の方が「近所の方は良い方でしたよ」とはせやま印工務店@滋賀の営業さんを通じてお聞きしていました。
もちろん不動産会社さんも良い方ということは聞いていましたが、やっぱり自分の足で見に行って話を直接近隣の方に話を聴く、ということは、しておいてよかったなあと思いますね。
特に行って良かったと感じることは、近所付き合いがどんなふうになっているか、ということを、なんとなくではありますが事前に知っておけたことです。
行った時には3名の方に話を聞くことができたのですが、我が家が検討していた土地の場所を伝えるとみなさん、
「ああ、○○さんがいたところね」
と、昔住んでおられた方の名前をおっしゃったんですよね。
お話を聴いた方は、土地から少し距離が離れたお家の方だったのですが、そんな方でも元々いらっしゃった方の名前を知っている。
ということは、ご近所付き合いをちゃんとされていたんだな、何かあったらお互いに助け合えるような地域環境なのかな、
と感じたので、私にとっては大きな安心材料になりました。
あとがき
自分が長く住むであろう土地を決めるということは、やっぱり大きな決断ですから、失敗はそりゃあ避けたいですよね。
今回ご紹介した内容が、土地選びの時にお役立ていただけるとうれしいです。
今日もありがとうございました!
↑これをポチッとしてもらえると、励みになります!