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家づくりについては、せやまさんの提唱している
「ちょうどいい塩梅」
というコンセプトに基づきながら、ライブ配信に毎回参加して質問したり、ネット記事やYouTubeに載っている記事や動画を見たりして、かなり勉強した方だと自分でも思っています。
ただ、それでも、打ち合わせの段階で、
ということが、やっぱりたくさん出てくるんですよね・・・。
特に打ち合わせの終盤になってくると、考えること自体がしんどくなってくることもありますし、疲れてくるし、夫婦の意見が食い違ってくることも出てきますし・・・
なかなか大変でした。汗
それから、大まかに決めていたとしても、設計士さんから提案があったり、「これはできないです・・・」と言われたり、
ということだって、出てきたんです。
なので今回は、かなり家づくりの勉強をした!と勝手に思っている私でも、現時点で
これは想定外だった!
と感じたことをご紹介していきます。
これから家づくりを考えているあなた!
今まさに打ち合わせをしていて困っているあなた!
少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
照明の数と位置は想像しにくい
以前にもご紹介をしましたが、我が家はこの動画のおうちを参考にして、間取りや設備を検討して打ち合わせを進めていました。
(出典:YouTube 「家づくり せやま大学」)
なのでこの動画を何回も何回も、目が皿になるくらい見ながら、照明の数だったり位置を確認し、自分の家の図面に落とし込んでシミュレーションしました。
せやま印工務店@滋賀では、照明計画についてはまず設計士さんと照明メーカーの方から、商品の紹介と図面で提案をしてくださいます。
ですが、自分のシミュレーションと図面に書かれている照明の数だったり種類、位置がどうしても異なることがありました。
シューズクロークとかトイレとか、洗面所など狭いスペースはだいたい想定していたような数や位置ではあったのですが、
難しかったのはリビングとダイニングです。
動画ではリビングに6つ、ダイニングには4つダウンライトが設置されていたように見えたのですが、提案された図面を見ると、
リビングに4つ、ダイニングに2つという配置でした。
動画を見てなんとなくの数は分かりましたが、
- 実際にどんな明るさになるのか?
- 数は多すぎず少なすぎず、過不足がないか?
- 明るさは何ワット相当なのか?
- ダウンライトの距離はどのくらいなのか?
なんてことについては、
打ち合わせの段階ではまっったく想像がつかず、慌てました。
ですから、もし余裕があるようでしたら、照明メーカーのショールームに行かれることをおススメします。
我が家はあいにく子どもが小さいこともあり、打ち合わせの終盤でそこまで行く元気がもうなかったので、実際どんな明るさなのかというのは結局最後まで想定できませんでした。なので、
えいやっ!
で決めてしまいました。
で、実際の写真がこちらです。
数が足りないということはなく、むしろ多かったかなと感じるくらい。でも数は6つにしてよかったと思います。
気になるのは右と左の距離。内寸実測で約1m30cm。
若干広くてスッキリ感がないような・・・
ダウンライトって基本的には下を照らすので、あんまり広がりがないかなと考え、距離を最後の最後で広げたんです。
ただ、実際に住んでみると、意外とダウンライトって横の方まで明るくなるもので、距離は1mくらいでちょうどよかったのかな、と感じています。
設備の搬入経路とスペースは知っておくべき
今住んでいるアパートで使用している家電や設備で、新居にも持っていく物としては、
- 冷蔵庫
- テレビ
- 洗濯機
- 電子レンジ
が特にサイズの大きい家電です。
場合によってはベッドやテーブル、食器棚やTVボードなどの家具も持って行かれることもあるかと思います。
実際のモノがある場合はサイズを測った上で図面に落とし込み、入るかどうかを設計士さんと相談できるとは思いますが、注意が必要なのは
新しく設置される設備
のサイズだったり搬入経路を考えることです。
冷蔵庫や洗濯機がちゃんと搬入できるのか、どこから搬入するのか、ということを考えてね、ちゃんと図面を見て確認してね、というのはよく言われると思います。
みなさんそれはちゃんと測っておられると思いますから大丈夫だと思いますけど、難しいのは、
今、持っていない家具・家電です。
例えば乾太くん。
せやまさんのファンなら、乾太くんを入れたい!という方が多いと思いますが、あれって結構デカくて重いんですよね。
我が家で採用したのは、5kgのデラックスタイプです。
メーカーのホームページを見ると、こんなサイズになっています。
- 外寸:幅65.4cm×奥行き54.5cm×高さ68.4cm
- 重さ:41kg(!)
ね、結構デカくて重いと思いません?
幅は我が家の縦型の洗濯機10kgサイズよりも広いです。施主検査の日に初めて乾太くんと対面した時に、デカっ!と思いましたもん。
あとは、乾太くんを洗濯機の上に設置するとなったら、
- 造作棚を作ってそこに置くのか
- 専用台を設置して置くのか
どちらにするのかは早めに検討しておいた方がよいですよ。
もし専用台を設置するのであれば、幅は5種類、高さは7種類から選びますから、しっかり検討をしておいてくださいね。
ちなみに、専用台の寸法は後からでも変えられます。
ただ、引き渡しの後だと面倒なので、ぜひ事前に確認しておかれると良いと思います。
エコキュートの大きさをしっかり把握しておく
あと盲点になるのは、
外部に設置する設備の大きさです。
せやま印工務店@滋賀では、基本的にはオール電化が標準です。
その場合は給湯器がエコキュートになりますよね。
このエコキュートってデカいんですよ!
前にエコキュートの記事を書かせていただいた時に、
図面の建物位置では搬入できない!ということが分かったとご紹介しましたが、本当にこれは盲点でした。
正直なところ、
と思ったことも正直ありましたが、やっぱり自己責任で考えないといけません。
ご自分の土地と建物位置を図面で見た時に、ちゃんとエコキュートだったり外部設備が搬入できるかどうかということを、確認しておかれる方がよいかと思います。
都市ガス仕様ならメーターの取り付け位置も考慮して
もしいらっしゃったら、そんなあなたはほんまに勉強家さんです!
我が家は正直、着工した後に設計士さんから「決めて欲しい」という連絡がありまして、基礎工事の関係上、実質2日間で決めないといけない、という事態になりました。
とは思いましたけど、夜中必死でやりましたよ!
たまたま住んでいたアパートが都市ガスだったので、メーターのサイズを測り、図面を見ながらどこだったら設置ができるのか、何回も確認しました。
余談ですが、電気のメーターって家に設置はされるんですが、最近はスマートメーターといって、電気屋さんがメーターの確認に来なくても、電気の使用量がわかる仕組みになっているそうなんです。
ですが、都市ガスは今もガス屋さんがメーターの検針に来ないといけないようで、できれば道路の近くがよいのでは、というのが設計士さんの意見でした。
でも、道路の近くということは、目立つ!
ですから、できれば目立たないところにつけたいというのが、本音ではないでしょうか。
なので、都市ガス仕様にされる方は、このメーターをどこに設置するのか、ということは地味ですけど、ちゃんと検討されておくことをおススメします。
さっきも書かせていただきましたが、希望のメーター設置位置が、外部設備の搬入経路に干渉するということも想定されますから、建物位置を決定する前に検討されると、後々ラクになると思います。
換気システムのダクトスペースをどこに確保するのか
これは、澄家を設置するおうちであれば、考えないといけないポイントですし、設計士さんから図面の提案をいただく時に、そもそもスペースを取った図面になっていることもあるかもしれません。
ですが、せやま印工務店@滋賀の工法は、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)のため、在来工法(木造軸組工法)でのダクトスペースの取り方とは、ちょっと勝手が違います。
在来工法(木造軸組工法)だと、1Fと2Fの間にある程度「ふところ」があるので、2Fの排気ダクトはその「ふところ」に通していくことで、1箇所に集めて1Fに落としていく、ということが可能になると思います。
よくせやまさんの間取り実例でも、こんな風にカップボードの後にダクトスペースを設けて、冷蔵庫とカップボードのツラ(前面)を合わせる、という間取りにされていますね。
(出典:YouTube 「家づくり せやま大学」)
ですが、ツーバイフォー工法だと、その「ふところ」がそんなに大きくとれない場合があります。
その場合、2Fの排気口から床下のチャンバーにダクトをつなげる際、真下にダクトを下ろす必要があることがあるんです。
なので多少部屋のスペースを削ったり、梁の形をしたダクトスペースを設けないといけなかったりと、在来工法とは違った形でダクトスペースを検討しないといけない場合があります。
ですから、せやま印工務店@滋賀で澄家を採用したい!という方は、特に2Fの排気口の位置を早めに検討しながら、間取りにそれを落とし込んで、どこから下に落としていくのか、ということをある程度検討されることをおススメします。
ただ、梁の位置によってはダクトを通せる、通せないという事情がありますから、全部希望が通らない、ということもあります。
設計される建物構造は、工務店さんごとに異なりますから、それは契約される工務店さんのルールに従って検討されてくださいね。
間取りを決めるのは基本的に契約の前になると思いますから、部屋のどこに排気口を設置するのか、ということは早めに検討してみてください。
あとがき
正直なところ、想定してなかった!ということはまだまだあります。
気になる人は気になるような細かいことですけど、勉強しきれなかったですね。苦笑
皆さんには事前に知っていただくことで、おうちづくりがスムーズになればと思いますし、たぶん住み始めてからいろいろと見えてくることがあると思うので、今後もいろいろご紹介していきますね。
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