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家づくりって、ほんまに決めることがこれでもか!というくらい、たくさんありますよね。
メインはやっぱり間取り。それから設備選びが次に迷うポイントになりますかね。あと色選びもけっこう悩んだり。
せっかくの家づくりだから時間をかけて後悔の少ない選択をしたい!という気持ちになるものです。
でも家づくり中って、InstagramやPinterest、YouTubeなどで勉強される方も多いかと思いますけど、情報があふれすぎてて、
何やってええかわからん!
とパニックになっている方、いらっしゃいませんか?
で、細かいところに目がいかないまま打ち合わせが進んで着工した結果、
あれやっときゃよかった・・・
あれ忘れてた・・・
なんてこともしばしば。
そこで今回は、致命的な失敗ではないけれど地味に失敗したかな・・・というマニアックなポイントについて、ご紹介したいと思います。
間取りを検討中のあなた!住宅設備を検討中のあなた!またはハウスメーカーや工務店を検討中のあなた!
後悔のない家づくりにお役立ていただければと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
造作カウンターの塗装は、見た目もいいけど使い方を想定して
リビングやダイニングの近くに勉強スペースをつくりたい!というのは最近よく考える方が多くなっていると思います。我が家もダイニングの横に造作カウンターをつけていただき、勉強スペースをつくりました。
それから、2階には妻のすし子さんが主にパソコンで作業をするのに使う、書斎的なスペースをつくりました。
で、そこにも造作のカウンターをつけていただいたので、我が家には合計2か所の造作カウンターがあります。
このカウンターなんですが、オスモカラーっていうオイルで塗装していただいています。いわゆる自然塗装ってやつ。
木の風合いが残っていて見た目にもカッコいい!・・・とは思います。でもこの自然塗装、難点があるんですよね。それは、
水拭きができないこと。
自然塗装の反対として、ウレタン塗装というものがあります。これは木の表面にウレタン樹脂が含まれている塗料やワックスを塗ることで、表面をコーティングする塗装なんですが、そうすると水に強くなります。
これ、キッチンの前にある腰壁の上についている笠木(かさぎ)なんですが、これはウレタン塗装になっています。ちょっとテカッてしているのわかりますか?表面がツルツルしていて、水拭きしたりアルコールで拭いたりもできます。
ちなみに、1階の床材に採用した無垢の床材、ウッドワンのピノアースも自然塗装とウレタン塗装がありますが、我が家はウレタン塗装。
どうしても子どもがまだ小さいですから、お茶やら食べ物やをこぼすことが多々あります。そんな時に固く絞った雑巾なら気兼ねなく水拭きできるのは、精神衛生上やっぱり安心です。
で、このカウンターですよ。ここで子どもが色えんぴつを使ってぬり絵をしていると…
まぁ、こんなふうになりますよね。色えんぴつって消しゴムで消しにくい!まあ、多少は消えるんですけど・・・。
笠木のようにウレタン塗装にしておけば、水拭きもできるし掃除もしやすかったよなぁ・・・てのは感じています。
ちなみにこの笠木、ウッドワンのメーカー品で、集成カウンターという商品です。我が家はウッドワンの建材がほとんどなので、色も合わせやすかったですね。
だからこそ!カウンターもウッドワンの集成カウンターにしておけば良かったかも…と若干の後悔をしております。
もし汚れを気にするのであれば、こんなものを使うのも手ですね。
まぁ・・・カッコいいかと言われれば・・・ですが。苦笑
カウンターを設置する方は、自然塗装のカッコよさをとるか、ウレタン塗装のメンテナンス性をとるか、どちらを優先するのかは事前に考えておかれると、後悔が少なくなるかと思いますよ。
ダクトレールの位置は、キッチリ打ち合わせを
出来上がってから気づいてしまった、まあまあ気になるところです。まずは写真を見ていただきましょう。
で、この部分の図面です。
お分かりになりましたか?このダクトレール、確かに図面通り取り付けしていただいてるんですが、なんかズレたように見えませんか?
そうなんですよ、ズレて見えるんですよ・・・。
一応、カウンターのセンターになるような位置としてお伝えはしていたんですよね。でも、壁があるからカウンターとして使える、そして壁に隠れず見えるのはこの幅。
図面上は確かにカウンターのセンターの位置についているんですよ。図面上は。
けど・・・。ねぇ。苦笑
あと、この取り付け方だと、この部分ってほぼ使えなくなります。
この下って収納棚になってますから、何か吊り下げることは難しいです。ちょっとした長さではありますけど、使えないというのはもったいないですね。同じ場所につけたとしても、左右を逆に取りつけていれば、もしかしたら溝の部分を全部使えたかもしれません。
正直なところ、図面の打ち合わせだけではここまで想像ができなかったです。ここまで考えにゃいけんかったか・・・とは思いますが、
みたいに伝えれば、分かっていただけたかも・・・と思うので、こちらの伝達不足でもありますね。苦笑
やっぱりセンターの位置って気になりません?なのでキッチリやろうと思うと、コミュニケーションが大事になります。
工務店さんには言い過ぎず、でも伝えないといけないことはしっかり伝える!何事も言い方ですよね。みなさんはくれぐれも、いい塩梅で。
見た目にこだわるなら、ココも注意!
次は外観です。我が家の屋根は切妻屋根。軒とケラバをそれぞれ45cm伸ばしました。ご存知の方も多いかと思いますが、一応軒とケラバはここの部分です。
屋根のてっぺんを水上(みずかみ)といい、そこから下に流れていく方向に伸びているのが軒(のき)、そして軒の垂直方向左右にある外壁から伸びている部分をケラバといいます。
で、ちょっとこだわったのは軒天と破風の色。木目調にしたんですよ。
外壁の色も家の形もシンプルになったので、ちょっとアクセントとしてゼイタクさせてもらいました。白の外壁とも意外と合っているように思うので気に入っています。でも・・・
コレ、何かわかります?
屋根裏の通気をとるための部材だそうなんです。もちろん必要なものなので、つけるものだとは思いますけど・・・
というのが正直な印象です。
でもね、メーカーのホームページで確認すると、これ、軒天換気金物っていうらしいんですけど、色は白しかないんですって!
こういう部材をつけないといけないなら、黒とか茶色があってもいいのになぁ・・・。メーカーさん!なんとか黒か茶色も出してください!
これは工務店さんに確認したところでどうしようもなかったですね。苦笑
ただ、こういう金物がつくことが分かっていれば、なんか別の目立たない方法が考えられたかもしれないので、確認不足でしたね・・・。
もし軒天を木目調にしたい方は、色選びも大事ですが、換気金物がつくことだったり、どんな金物がつくのか?目立たないものにできるのかどうか?など一度工務店さんに確認されてみてはいかがでしょうか?
床下点検口はこのパーツの位置に注意!
まずは我が家の床下点検口を見ていただきましょう。
上がキッチンで下が洗面脱衣所です。床下点検口って目立つものではあるんですけど、水回りが家の設備の中で傷みやすいものではあるので、点検しやすいように水回りの近くに点検口を設けることが多いですよね。
まあ、位置は別にいいんです。でも気になるのはコレ。
床下点検口を開けるためのツマミですよね。当たり前のようについているこのパーツの何が気になるかといいますと・・・
冬に冷たい
ことです。
もちろんこの枠の部分だって冷たいんですけど、よく立つ場所にこのパーツがあると、裸足でいるときに冷たいんですよね・・・。
まあ、靴下履きゃあ済むハナシなんですけど、冬だけはこんな風に向きを変えています。
これだとシンクの前に立った時に冷たくはなりません。ただ、木目の柄がズレるんです。
そんなむちゃくちゃ気になるかと言われたら、そこまでですけど、ふとした時に目を落とすと気になることは、正直あります。
この点検口の下って換気システム・澄家の本体が入っているので、そんな頻繁に開け閉めするところではないですし、点検口がキッチンにつくことは特になんとも思わないんですが、
足の冷たさは気になるんですよ。
なので、点検口を開け閉めするパーツは別にどの向きでもいいですから、あまり立たない位置に指定してもらうというのは本っ当に地味ですけど伝えておくとよいかと思います。
ちなみに、我が家の場合は換気システム本体の位置の関係で、点検口の位置は変えられなかったんですが、もし移動ができるのであれば、あまり立たない位置に点検口自体の位置を変更してもよいですね。
あとがき
今回の内容、地味でしょ?苦笑
もちろん大失敗ということではないですし、実際に生活してみてめちゃくちゃ不便!ということでもないんですが、
もっとよく考えたり確認しておけば、避けられた後悔ポイント
ではあります。
まだ間取り打ち合わせの段階だったり、着工前の段階であれば変更・確認ができることではありますので、大変だとは思いますがこんな地味なところにもスポットを当てていただき、後悔の少ない家づくりをされてください!応援しております!
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