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前回は、私が88点のおうちとした理由の中で、主にキッチンの追加費用が高かったのがちょっと・・・ということについてご紹介をしました。
で、今回も追加費用のことからです。苦笑
まあ、契約前にもっと考えないといけんかったなぁ、という反省点はあるものの、
もうちょっとここがよかったら・・・
というぜいたくな悩みポイントをいくつかご紹介したいと思います。
ですが、もしかしたら今は改善されていたり、仕様が変わっていたりするかもしれないので、あくまで私が契約した2022年9月時点のお話として、見ていただければと思います。
あと、なんかこんな記事を書くと、ホントに満足してるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、住んでみての感想は忖度なく、
ほんまに満足してます!ほんまに。
ただ、欲をいえばもうちょっとココがよかったらなぁ・・・というところはありましたので、今回はキッチン以外の部分についてご紹介していきますね。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
標準仕様の換気システムが澄家ではなかった・・・
これはけっこう痛かったですね・・・。苦笑
滋賀県って、特に北部は冬場に寒くなって雪が降ることもしばしばあります。南部はあまり雪が積もるなんてことはありませんが、それでも朝晩の気温はまれに氷点下になることもあるくらい、まあまあ寒いです。
省エネ区分でいうところの5地域なんですよね。で、契約当時の換気システムの標準仕様は、ルフロ400という第3種換気でした。
せやまさんは、第1種換気システムの澄家を1番の推奨とされているんですが、この換気システム、寒冷地だと使えない場合があります。
気温がマイナス10何度になるような場所だと、澄家に入っている熱交換素子というものが凍ってしまうことがあるということで、寒冷地の場合には第3種換気システムのルフロ400もOKとなっています。
ただまあ、滋賀県で気温がマイナス10何度になることって、ほぼありません。なので、標準仕様は澄家にしておいてほしかったなぁ・・・
とは思いました。そうすれば追加費用も出なかったので・・・。基準価格との折り合いで決まったのかもしれないですね。
アクセントクロスの費用が思ったより高かった・・・
これはぜひ、この記事を読んでいただいた方にコメント等で教えていただけるとありがたいんですが、アクセントクロスの費用が思ったよりも高かったのは誤算でした。
我が家のアクセントクロスは合計7か所。もともとオプションだと聞いていた、サンゲツのFP・SPクラスという、いわゆる1000番台も使用しましたが、標準仕様となっていたグレードのものも選びました。
ここは私が勘違いしていたところもありますが、標準仕様のグレードのクロスであっても、アクセントクロスとして使う場合はオプション費用がかかりました。
最初は、標準仕様のクロスじゃけ、追加費用なしでいけるよね!・・・と思っていましたが、よくよく考えればそんなことがないことは分かることでしたね。汗
だってその1面のためにクロスをわざわざ使う面積分だけ調達するわけなので、どうしても割高になるわけですし、職人さんの貼り分け工賃もかかります。
ただ、全部で12万円もかかるというのは、想定外でしたね・・・。
予算的にはここまで考えていなかったので、結構痛かったところです。
第1希望の外壁が選べなかった・・・
私が契約した2022年の秋って、今もそうですが建材の価格がどんどん上がっていった時期で、せやま印工務店さんの基準価格が上がったタイミングでもありました。
一応標準仕様の外壁材のメーカー・品番は決まっていましたが、いろいろと外壁材を見るにあたって、このデザインがいい!というものがありました。それが、
ケイミューの光セラ18という商品の、フィオット18という品番のデザインです。
(出典:ケイミュー)
標準仕様の外壁材の厚みは16mmだったんですが、これは厚みが18mm。重厚感もあってデザインも好みでした。しかも工務店さんに確認したら、標準仕様の範囲で選べるという!
だからこの外壁材を選んだんですが、ちょうど打ち合わせも佳境になってきた2月ごろに営業さんから連絡が。
ケイミューの外壁材の値段が爆上がりしたので、なんとか標準仕様のメーカーから選んでもらえないか・・・と。
これもしょうがないといえば、しょうがないんですけどね・・・。むちゃくちゃ後悔しているかといえばそんなことはないんですが、こんなこともあるんだなぁ、と思ったポイントです。
レンジフードの排気口が出っぱった・・・
なんのこっちゃ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも私にとってはけっこう一大事だったんですよ。
レンジフードの屋外の給気口とか排気口って、だいたいこんな風になっていることが多いです。
せやま基準ではレンジフードを同時給排気型にすることが必須となっている(または差圧給気口の設置でも可)ので、給気と排気の2つの排気口が作られることになります。
ですが・・・この写真を見ていただくと分かる通り、我が家の構造の場合、この給気口と排気口を離すことができなくて、近い位置になるということがわかりました。2×4だからこんな風になるんかなぁ・・・?ちなみに室内側はこんな感じ。
こんな風に給気ダクトと排気ダクトの距離が取れない場合、ベントキャップ型ではなく、こんな排気口になります。
うーん・・・まあまあデカい。しかもちょっと形が・・・。
ただこのくらいしか距離を取れない場合、このカバーをつけるしか方法がないようなんですよ。で、何が困るかというとカーポートの設置。
カーポートをつけることは当初から検討していたのですが、このカバーの位置がカーポートの屋根の高さと見事に干渉する位置だったんです。汗
フードの下端が2600mm、上端が2840mm。出っ張りは外壁材から200mm(20cm)。そしてカーポートの屋根の下端は2621mm。
うん、当たる。
なのでこんな風になりました。
結果的には致命傷にならなくてホッとしました。カーポートのおかげで見栄えはそこまで気にならないかと思いますし、うまく屋根部分を切ってくださったおかげで、ギリギリ干渉もしなくなりました。
ただひとつ問題点が。それは、
給気口のフィルター付けられない問題
です。
せやまさんが以前、同時給排気型のレンジフードからは、花粉やホコリなど外の汚染物質が結構入ってくる、ということをこちらの動画でおっしゃっていました。
(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)
我が家、以前もご紹介しましたが私も妻もひどい花粉症。ホコリとか花粉だけじゃなく、なんなら虫なんかも入ることもある、なんてことをおっしゃってました。
いや、これはまずい。
ですが対策はある、と。給気側のベントキャップにこちらのフィルターを貼ればおおむね防ぐことができるようです。
ただ、我が家のカバーはこんな感じ。中に手を入れることはできません。しかも形は四角。
どうしようかな・・・。試しに今度貼ってみようと思います。
ちなみに、このベントキャップ型の給気・排気口。我が家でもまったく付けられないというわけではなかったんですが、もしやろうと思うとダクトのスペースを確保する必要があるので、室内側にボコっと出っぱりができるんです。
これは澄家のダクトスペースなんですが、こんな風にダクトを通すために出っぱりがボコっとでるんですよね。
なので、外の給気口をベントキャップ式にする代わりに部屋の中に出っぱりを作るのか、大きなカバーにはなるが部屋の中に出っぱりを作らずスッキリさせるのか、どちらかを選ぶことになります。
我が家は部屋の中の見た目を重視したので、結局この大きなカバーをつけることになりましたが、皆さんはどうお考えでしょうか・・・?
またしばらくしたらこのフィルターの状態を確認してみようと思います。
あとがき
せやま印工務店@滋賀は、断熱性や気密性、耐震性など住宅の性能は非常に高いんです。ただ、その分設備面がちょっと・・・という部分が個人的にはありました。
あと、工法が2×4なので、せやまさんの実例紹介の間取りがそのままできる!というワケにはいかないことがある、という部分も、ちょっぴり残念だったポイントではあります。
せやま印工務店@滋賀で契約を考えておられる方は、
- 2×4工法で建てられる間取りの検討
- 契約前までに希望の設備を入れた予算にする
- 資金計画は多少余裕を持つ
この3点を押さえておかれると、家づくりがスムーズになるのではないかと思いますね。
せやま印工務店@滋賀は、デザインと性能、担当者の人柄はバッチリ!追加費用の部分だったり設備面については、しっかりと契約前に確認して準備しておきましょう!
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