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YouTube「家づくり せやま大学」を片っ端から見て家づくりをした私・ラジ夫。せやま大学生としては、
せやまさんが推奨するものはできるだけ採用したい!
と思っておりました。
基本的にせやまさんは、おススメされるものでないとメーカー名や商品名をおっしゃらないです。
だからこそ、紹介されたものは良いものなんだろうと思いますし、それを採用したくなるのがせやま大学生である私・ラジ夫なのです。
その中のひとつである無垢の床材。
ウッドワンのピノアース
を我が家は採用しました。
というか私のゴリ押しで採用させていただきました。
なぜなら、私の目指す冬でも寒くない家には、
この床材が必要だ!と考えたからです。
ちなみに、せやまさんが以前に動画にもされているのでこちらもご覧になってください。
(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)
さて、いよいよ冬がはじまりましたね。
果たして、ウッドワン・ピノアースは威力を発揮してくれているのか!?
- 気にはなっているけど、実際のところどう?
- ピノアースだったら、本当にあったかい?
- デメリットはどんなところ?
- 無垢材ってメンテナンスが大変そうだけどどう?
など、ピノアースの採用を考えておられるあなた!今まさに床材選びで迷っておられるあなた!
引き渡しから約3か月経った我が家の状況とあわせて、ご紹介していきます。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
我が家の採用したピノアース
ウッドワンのピノアースですが、我が家が打ち合わせをしていた時には基本的に浮づくり仕様の1種類でした。
色によって「ピノアース」「ピノアースクラフト」という名前の違いはありましたが、浮づくり加工はどちらも同じです。
ただ2023年になって、ラインアップがガラッと変わりました。
今は浮づくり加工もあわせて6種類のラインアップがあります。
詳しくはウッドワンさんのこちらの動画をどうぞ。
(出典:YouTube WOOD ONE【公式】)
6種類のラインアップのうち、「うづくり」だけは色が6種類から選べます。
レギュラー塗装仕様はナチュラルとミディアムブラウンの2色。
それから「クラフト仕上げ」という木目や色の濃淡をより際立たせる塗装がされたものがあり、こちらはアイボリー・ライト・ミディアム・ダークの4色です。
それから、自然塗装仕上げのクリアというものがありますが、こちらはほぼナチュラル色と言っていいと思います。
我が家のテイストは、シンプル&ナチュラル。
なので薄すぎたり濃すぎたりする色は選択肢になく、ナチュラル色とライト色で迷いました。
が、結果的にはレギュラー塗装のナチュラル色に決めました。
ナチュラル色のイイところ
色はほんまに好みだと思うので、何を選んでも大失敗というのはないかと思います。ただ、ナチュラルだけにしかないイイところがあるんです。それは・・・
表面がえぐれても色が変わらない
ことです。
ナチュラル以外の色だと表面に塗装がされているんですが、何かを落として床材の木がえぐれてしまうと、こんなふうに塗装の下の木の地色が見えてしまいます。
これ、ウッドワンさんのショールームでいただいた、ピノアースクラフト(ライト色)のサンプルの表面に、キズをつけてみたところの写真です。
大きなヘコミや割れができてしまった場合、結構目立っちゃうかな・・・。
ただ、ナチュラル色だと表面と中の色は同じ。だから塗装されているものと比べると目立ちにくいですね。
ヘコみやすくてキズがつきやすいピノアースだからこそ、それが目立ちにくいのはメリットかと思います。
あと、ピノアースは床材だけでなく集成ピノアースという階段材があります。
こちらは床材のピノアースと色の呼び名が違うので、ほんまに若干ではあると思いますが、色味が変わる可能性があります。
ですが、ナチュラル色はバッチリ合ってます。
この辺が微妙に違うと案外目立ったりするかと思うので、無難な方を選ぶならナチュラル色がよいと思います。
うづくり加工されてると、ホントにあったかいの?
さて、本題です。
冬に寒くない床材としてピノアースを選びましたが、果たして本当にあったかいのか?
私の結論としては・・・
寒くない!そして冷たくない!
です。
この記事を公開したときは12月だったんですが、暖房が効いている部屋の中では、私スリッパ履いてません。
それでも全く問題ないです。
もちろん床暖房みたいに床の表面があたたかくなっているわけではないです。でも、足がヒヤッとするようなことがないんですよね。
つま先立ちしないといけないようなことはまずありません。
洗面脱衣室のクッションフロアとか、2階のシート材のフローリングと比べると、その差がはっきりと分かるくらい体感温度が違います。

ただ・・・妻のすし子さんはスリッパが要るようです。
うーん、このへんは個人差なんですかね・・・。
背景としては、すし子さんの実家は床暖房がついてますし、足や手がけっこう冷たくなる体質のようなので、そういうのも影響しているとは思います。夏でもスリッパはいてますからね。
あと、床自体が暖まっているわけではないので、エアコンの温風があたっていないところだとあったかいという感じではないかもしれません。
でも、寒くないし冷たくないというのは確かです。
うちの子どもたちはみんな部屋の中では裸足です。なんなら靴下脱ぎたがるくらいですから。
キズってやっぱりつきやすいの?
せやまさんも先ほどご紹介した動画の中でおっしゃっていますが、
正直、キズはできます。
断言します。絶対にできます。
これはもうしょうがないですね・・・。
ピノアースの材料は、パイン材という材料です。
パイン材は加工しやすくて柔らかく、価格もそんなに高くない。使い勝手の良い木なんです。
そんな柔らかい木だけに、フローリング材として使われると、
- イスを押したり引いたりしてキズがつく。
- おもちゃを落としてヘコむ。
- テレビのリモコンを落としてヘコむ。
- なんか知らんうちにキズやヘコミがつく。
こんなの日常茶飯事です。
てか、入居して3日もたたないうちに、こんな大きなキズができました。
もうね・・・初めはこういうキズやらヘコミがめっちゃ気になりました。
気づいた時にはどこかにキズができていますし、小さいヘコミなんかもう、いつのまにか日々増え続けてます。
こういうのが気になる方はほんまに採用するのはやめといた方がええと思います。
今ではもう慣れてしまってますね。キズやヘコミができるのはしゃあないって感じです。
ただナチュラル色っていうこともあって、小さいものだとそこまで分からないですから、それがちょっとした救いですかね。
他にピノアースのデメリットは?
ピノアースは無垢材ということもあり、水や汚れがついた時には多少神経質になることがあります。
やっぱり子どもはお茶やらジュースやらをこぼしたりしますし、食べ物もいろいろ落としたりしますよね。そのまま放っておくとシミになる可能性もありますから、濡れたらその都度拭きあげないといけないのは、ちょっとした手間かもしれません。
ただ、ピノアースのレギュラー塗装の商品であれば、ウレタン塗料で塗装がされています。だから、汚れがすぐに染み込んでしまう、ということはなく、洗剤拭きや水拭きができるんです。
無垢床って基本的には水拭きできない、っていうのが当たり前だったりするんですが、ピノアースのレギュラー塗装なら大丈夫。
メーカーだって拭き掃除に推奨している洗剤を紹介しているくらいです。ちなみに花王のマイペットとリンレイのオール床クリーナーが、代表的な推奨品となっています。
我が家では、よく行くドラッグストアで売っているという理由で、花王のマイペットを使っています。
無垢床なのに洗剤で掃除ができるというのはなかなか使い勝手いいですよ。ベタベタした油汚れもカンタンに落ちてくれます。
そうはいってもキッチンは、油はねや水で汚れたり濡れたりすることが多いので、はじめはこんなシートを買って敷いていました。
これがあると水も汚れもほぼ気になりません。でも、これを敷くと足元が明らかに冷たくなるんですよね・・・。
そうなるとピノアースを採用したメリットが一切感じられない。なのでもったいないですがすぐに外してしまいました。
Instagramなどでは、キッチンだけフロアタイルにしているおうちもちょこちょこお見かけしますが、たぶん冷たいんじゃないかなぁ・・・?
ピノアースは先ほどもご紹介した通り、汚れても水拭きや洗剤拭きができますから、よほど派手にひっくり返して濡らさない限りはまず大丈夫でしょう。
だからキッチンでも床材はピノアースにして、足元のさらさら感や気持ち良さを体感するためにも、シートなどは敷かないことを個人的にはおススメしますね。
で、実際採用して後悔はないの?
はい、私としては、
後悔ありません!
むしろ、採用してよかった!
と思ってます。その理由としては・・・
- 足ざわりがたまらなくイイ!
- 一般的なフローリングよりも冷たくない!
- 洗剤で拭き掃除ができる!
- 木目がカッコいい!
- 好きだからこそ掃除をこまめにするようになった!
です。
どうでしょ、メリットと感じてもらえるでしょうか?
特に、浮づくりだからこそ味わえるこの足ざわりは、ほんまに気持ちいいです。
知り合いに、木のぬくもりを売りにしている大手ハウスメーカーで建てた方がいて、そのおうちも無垢の床でした。ただ、ひいき目は多少あったとしても、正直足ざわりはダントツでこちらの方が良いと感じました。
これは実際にみなさんも体感していただきたいですね・・・。
あと、掃除嫌いの私がよく掃除をするようになりました。
こだわって採用したピノアース。思い入れのあるものは大事にしたいですし、愛着もわきます。
掃除をすればもちろん清潔になり、家の環境もよくなりますからイイことづくしですね。
あとがき
私・ラジ夫のお気に入りの床材、ウッドワンのピノアース。
確かにキズやヘコミはつきやすいですが、私としてはぜひ皆さんにあたたかみや足ざわりの気持ち良さを体感していただきたいくらい、おススメの床材です。
気になる方は、ショールーム・ウッドワンプラザへ行ってみてください。
関西の方であれば、グランフロント大阪に大きなショールームがありますから、そこで実際にピノアースの床を体感できます。
なんなら、ヘコミやキズがどんなふうにできるのか、ということも確認できますよ。
他にも、扉とか建具、キッチンなどもバッチリ展示されていますので、ご家族でぜひ遊びに行ってみてください!
皆さんの床材選びの参考にしていただけるとうれしいです!

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