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みなさんにとって、トイレってどんな場所ですか?
おうちの中でも狭いスペースだと思いますけど、
あのこもり感がよくてリラックスできるとか、
マンガを持ち込んで長時間読むとか、
いろいろとされている方もおられるようですね。
私もちょっと、こもりたいときに座って考え事をしたり、スマホを見たりすることがあるので、その気持ちはちょっと分かります。
だから、おうちづくりをされる時に、
トイレを重要視される方、多いのではないでしょうか?
あと最近のおうちって、
トイレがタンクレスになっていること、結構多くなってきているように思います。
スペースが広くなる
掃除がしやすい
そしてカッコいい!
ということで、選ばれる方も多いのではないでしょうか。
我が家、というか私・ラジ夫もトイレ選びはいろいろと考えました。
なんせ毎日必ず使う場所ですからねぇ。
同じように悩まれている方も多いかと思いますので、
今日はトイレの種類と、
それぞれのメリット・デメリット、
そして我が家がどのトイレを選んだのか、
そのポイントなどをご紹介していきます。
- タンクレストイレを検討中の方
- 標準仕様のトイレを変更検討している方
- トイレのリフォームを検討している方
- 各トイレのメリット・デメリットを調べている方
このようなお悩みや疑問をお持ちの方に参考にしていただけると嬉しいです。
それでは、いってみましょう!
一体型トイレのメリット
結論から言いますと、
我が家は標準仕様のトイレを選ぶことにしました。
せやま印工務店@滋賀の標準仕様トイレは、
一体型トイレです。
この一体型トイレというものはその名の通り、
便座と便器、水を貯めるタンクが一体化しているものです。
この一体型トイレのメリットは一般的に、
・凹凸が少ないため掃除がしやすい
・一体化しているので見た目がスッキリしている
・タンクがあるので水圧が低いところでも使用できる
といわれています。
個人的にはこの3番目についてはメリットかな、
あとの2つは・・・まあ、そうなのかな、という感じです。
掃除のしやすさと見た目においては、
やっぱりタンクレストイレの方が優位だと思いますしね。
ただ、費用面のところでタンクレストイレと、
掃除面のところで組み合わせ式トイレとそれぞれ比較した時を考えると、
一体型トイレは費用はまあまあ抑えられるし、掃除もまあまあしやすい
といった感想です。
一体型トイレのデメリット
一方デメリットとしては、
・どこかが故障した場合、全部取り替えないといけない
というのが一番大きいと思います。
便器の素材は陶器になっていること、多いと思います。
TOTOやLIXILのトイレは、だいたいが陶器ですね。
陶器の便器ってそうそう壊れないんです。
フツーに使っていればですが。
なので、おそらく交換せずずーっと使えるくらい、
耐久性が高いんですよね。
でも、便座ってどうでしょうか?
温水洗浄便座になっていることが、もう当たり前だと思いますが、水や便座をあったかくしているのって、電気のチカラですよね。
ってことは、便座は電化製品ってことです。
電化製品ってことはいずれ壊れます。
そうなると、交換しなくてもいいはずの便器まで、一体型トイレだと交換しないといけなくなるので、
費用面では将来的に負担になりますね。
それから、
タンクの部分はプラスチックです。
これ、意外と盲点だと思いますが、
プラスチックは衝撃に弱いです。
あんまりないとは思いますが、強い衝撃がかかって割れたりなんかすると、便座も便器も大丈夫なのに、トイレを全部交換しないといけない
ということになるので、要注意です。
あとは、
機能の選び方に融通がききにくいことでしょうか。
例えば、フタが自動で開く機能と、自動で水が流れる機能。
自動で水は流れて欲しいけど、フタは別に自動じゃなくていい・・・と思っていても、
フタの開閉が手動なら水も手動になる、というグレードしか選べない、ということがあります。
必要でないフタの自動開閉機能のおかげで、
余分に費用がかかってしまう、なんてことも。
どうしてもこうでないと!というこだわりがある方は、選ぶ時に苦労するかもしれませんね。
組み合わせ式トイレのメリットとデメリット
では、一体型トイレとよく比較される、
組み合わせ式トイレ。
ですが、メリットとデメリットはだいたい逆になりますかね。
メリットは、
・便座が壊れたら、便座だけ取り替えられるので経済的
・必要な便座の機能を選ぶ選択肢が多い
ことでしょうかね。
私の実家も、最近便座だけ取り替えていましたね。
ボルドー色のトイレに、ピンク色の便座という、なかなかトリッキーな色合いでした。笑
先ほども書きましたが、便器やタンクの素材って耐久性が高い陶器になっていることが多いですから、壊れたり使えなくなることって、ほとんどありません。
だから、交換が必要なのって便座だけなんですよね。
それだけ替えられるというのは、
工事も早いですし費用も安価です。
あとは、便座のグレードによって機能が結構細かく選べますから、自分の好みの機能を選ぶので、こだわり派の方には良いでしょうね。
デメリットとしては、
・凹凸や隙間があるので掃除がしにくい
というのがよく言われています。
組み合わせ式ですから、タンクと便座のスキマができます。
その間にたまるホコリを掃除するのが面倒・・・というのはあると思います。
便座と便器の間にもスキマはありますが、まあ、だいたい最近のはリフトアップ機能というような、掃除しやすい仕様になっていることが多いですから、あんまりそこは気にしなくて良いかな、と個人的には思います。
むしろ、経済的なメリットは大きいなと感じますね。
タンクレストイレのメリットとデメリット
最後にタンクレストイレです。
このメリットはなんといっても、
・デザイン性が高くてオシャレ
・掃除がしやすい
ことではないでしょうか。
やっぱりなんだかんだ、スッキリして見えます。
特にタンクレストイレはデザイン性が高いものが多いですし。また、タンクがない分、掃除もしやすいですね。
しかも最近は、床から浮いてるトイレもあるようで、これは確かに掃除しやすいです。
(出典:TOTO)
あとは、
連続して使用できる
ということもメリットですね。
トイレってだいたいはタンクに貯めた水で流しますから、水が貯まるまで次に流すことができません。
ですがタンクレストイレというのは、
電気の力で水を流します。
電気でバルブを開けて、その度に水道から水を流す仕組みなので、連続して使える、ということになります。
ですがデメリットも結構あるんです。
・停電した時には使えない
・水圧の低い場所では使えないことがある
・故障したら全て交換になる
・設置費用が高い
・手洗い器が別に必要となる
先ほども書きましたが、電気の力で水を流すので、
停電した時にはトイレが使えなくなります。
非常用のレバーがあったり、電池を入れられるものもあるようですが、トイレは我慢できません!万が一の時は不便ですね。
それから、水道から水を流すことになりますので、設置場所が2階や3階など、水圧が低くなる場所だと設置自体が難しい場合があります。
タンクレストイレは、少ない水で流せるのがメリットでもありますが、裏を返すと、
水圧が低かったらきちんと流すのが難しいということでもあります。なので、設置ができるかどうかは業者さんと確認してくださいね。
また、水圧というのは水道の口径も関係してきます。
これについては別の記事でご紹介していますので、
よかったら参考になさってください。
あとは費用面です。
一体型トイレと同じように、便座などが
故障したら全とっかえ。
タンクがないということは、タンク備え付けの手洗い器もなし。ということは、トイレとは別に手洗い器を設けないといけません。
そして、そもそもトイレ自体の費用が高いです。
せやま印工務店@滋賀では、タンクレストイレをオプションで選べます。
費用も一般品に比べたら、比較的手頃な価格にはなるのですが、
それでも手洗い器と標準からの差額費用を合わせると、
20万円近くはすると思います。
住宅会社や工務店さんによって標準仕様になっていることもあるかもしれないので、
もし標準になっていて水圧も問題ないということであれば、やっぱり良いものだと思うので、我が家でも採用していたかもしれませんね。
あとがき
私もYouTubeとかネットとか、いろんなところでルームツアーなんかも見ましたけど、だいたいが1か所はタンクレストイレが使われていましたし、新築住宅にはたいてい入っているもの、なんてことも思っていました。
ですが、冒頭にも言った通り、我が家では
標準仕様の一体型トイレを選びました。
次回はその理由について、ご紹介していきますね!
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