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住宅価格が高騰してる今だから・・・せやま印工務店はどうでしょう?【せやま印工務店@滋賀 #74】

2025年4月25日

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こんにちは!ラジ夫です。

我が家は2022年の夏から家づくりをはじめましたが、当時はウッドショックの真っただ中。家の値段が上がり始めてきた時期でした。

ただ今はその時から比べると、むちゃくちゃモノの値段が上がってますよね…。だってスーパーで卵10個入りパックが特売で100円くらいだったのが、今や250円ですよ。2.5倍ですよ!

住宅価格も2.5倍まではいかないものの、材料から設備、人件費など関わる費用は高騰しています。さらに土地の値段がホントに上がってきているので、土地購入から家づくりをはじめるなら、けっこうな費用がかかってしまいますよね。。

それでも家を建てたい!断熱性も気密性も担保したい!できるならコストも抑えたい!

そんなご要望、せやま印工務店なら叶うかもしれないです。

なので今回は、大手ハウスメーカーももちろんいい部分はあるかと思いますが、せやま印工務店を私が推す理由をご紹介していきたいと思います。

今、住宅会社を検討中のあなた!これから家づくりを考えているあなた!

ぜひ参考にしていただければうれしいです。

ほいじゃあ、いってみましょう!

せやま印工務店とは?

せやま印工務店とは、これまで1000軒以上の家づくりに携わってこられた瀬山 彰さん(せやまさん)が、家を建てるのであれば、最低限このくらいの性能・設備は必要だ!という基準、せやま基準を満たした家がつくれる工務店を紹介してくれるサービスです。

2021年にこのプロジェクトが始まって、全国で約60以上の工務店さんが参加され、せやま印工務店と契約された方(クルー)は1,100組以上となっています。

また、営業担当者・設計者(プランナー)・現場監督、そして工務店の社長さんに面談や審査をした上で、合格した人しか担当できない仕組みをつくっておられるので、担当者を事前に選抜してくれています。

家づくりって、性能や設備もすごく大事な要素ではあるんですが、やっぱり作るのは人。その両方をしっかり審査・吟味してもらったうえで家づくりができる仕組み、それがせやま印工務店プロジェクトです。

ぜひ詳しくはせやまさんが運営されているメディア「ビーイナフ」をご覧ください。

ビーイナフ「せやま印工務店とは?」
(出典:ビーイナフ)

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価格が明確なのがなにより安心

私がせやま印工務店を選んだ大きな理由の一つ、それは、

価格が契約前にほぼ分かっている

ことです。

自分が買うモノの値段が事前にわからないことって、日常生活であんまりないですよね?てか、不安じゃないですか?

服を買う時にはまずタグを見たり、スーパーで買い物をする時も、どこのスーパーが何が安いのかを覚えておいて、買う商品ごとにお店を変える、なんてこともしますよね。

でも、住宅会社のホームページを見ても、金額が書いてあることってほとんどないです。

ある意味、異常だと思いますよ。ほんまに。

でも、せやま印工務店であれば標準仕様での上限金額が決まっていますし、その中には家を建てるのに絶対に必要となる、付帯工事費が含まれているんです。

だから、打ち合わせ前に家の値段がだいたい分かっているんですよね。

やっぱり必要になる金額が明らかになっていることは、ほんま安心ですよ。これだけでもまずせやま印工務店の検討をおススメしたい理由です。

YouTubeなどでよく情報発信されている会社さんで、「適正価格」とホームページなどでうたわれている会社でも、残念ながら載ってなかったりします。

正直、価格を載せてる会社は自信を持っているか、ホントに誠実な会社か、どっちかだと個人的には思いますね。

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基本的な性能は担保されている

2025年4月に、新築住宅における省エネ基準への適合が義務化され、それまで最高等級だった断熱等級4が最低限の基準に変わりました。

断熱等級4は、UA値(外皮平均熱貫流率)が0.87以下(地域区分5〜8)。これをクリアしなければ、今は新築住宅が建てられません。

ですが、せやま基準は今から約5年前の2020年に、UA値0.6以下(地域区分5〜8)というのが最低ラインとして設定されていました。

(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)

そして、2025年の4月からは、全てのせやま印工務店でHEAT20のG1レベルの断熱性能が標準仕様となりました。

(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)

カンタンに言いますと、今まで以上の断熱性能が標準仕様になったということです。

また、高気密・高断熱の家が徐々に増えてきた今でさえ、国の基準が設定されていない気密性能を測るC値。これも0.7以下というのが標準仕様として設定されています。

断熱性や気密性は、正直なところもっと数値の高いハウスメーカーがありますし、スーパー工務店と呼ばれている工務店なんかは、もっともっと高い数値を標準仕様にされているところもあります。

だから、最上級の性能ではないんです。でも、快適な住環境にするための「最低限の性能」として、先ほどのUA値やC値が設定されているんですね。

その性能が担保されていることは、やっぱり安心感につながります。

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せやま印工務店だからできることがある

私がせやま印工務店で家を建てる!と決めた、もう一つ大きな理由がこれです。他の住宅会社ではマネできない設備があるんですよ。それが、

せやま式屋根裏エアコン

です。

屋根裏(小屋裏)に家庭用の壁掛けエアコンを設置して、そこから出てくる冷気を、ダクトを通すことなく各部屋につけたファンで落として冷房する方法。

(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)

これね、ホントに快適ですよ。真夏の激アツな昼も、蒸し暑い熱帯夜も、家の中で暑さを感じることがないくらい。

こんな快適設備を設置できるのは、せやま印工務店だからこそ

エアコンの位置やファンの位置は、工務店さんにお願いすればせやまさんが確認してくれるというサービスも。実際、我が家も図面を見ていただきました。

次に、太陽光パネルのマキシオン ・MAX3が割安で設置できるのも、せやま印工務店のメリット。

積載量が4.0kWh以上の場合にはなりますが、パワコンや設置費用を含めた総額が税抜30万円/kW以下で設置できます。

高温高湿試験7000時間以上をクリアしている最強のパネル・マキシオンが、この価格で設置できるのもせやま印工務店ならでは。
ただ、北海道は残念ながら物流の関係で同じような対応が難しいようですね。詳しくは各工務店さんに確認をお願いします。

他にも、トクラスのキッチン・カップボードのオリジナルモデルが割安で採用できる特典も。

(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)

残念ながら我が家は割安とはいかなかったものの、仕様が決まるギリギリのところでせやま大学オリジナルモデルのキッチンが発表されて、なんとか採用することができました。

今はせやま印工務店であれば、コスパよく良いキッチンを採用できちゃうのはうらやましいですね。

トクラスのキッチンについては、こちらの記事でもご紹介していますので、よろしければご覧ください。

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住宅設備のグレードは高い?低い?

YouTube「家づくり せやま大学」で紹介されている、間取り実例紹介。家づくりしている最中、その時に紹介されていた全部の動画を見ていた私が、ちょっと残念だな・・・と思ったこと。それは、

思ったより住宅設備のグレードが抑えられていることでした。

まあ、高望みといえばそうなんですが、ちょっと面食らった部分のひとつ。人によってはデメリットに感じる部分になるかもしれません。

例えばキッチンの場合。幅は2550mm以上、奥行きは650mm以上となっていて、水なし両面グリルや純正の水切りかご、同時給排気型のレンジフードと深型の食洗機が標準仕様として、せやま印工務店の全社に設定されています。

ですが、この条件を満たしていれば、メーカーや仕様はバラバラでもOKとされています。

私がお世話になった、せやま印工務店@滋賀の標準仕様を例に出してご紹介しますね。あくまでも私が契約した2023年9月時点の内容となりますので、その点ご注意ください。

メーカーはタカラスタンダード。品種はオフェリアという、工務店さん向けの商品で一般向けには発売されていないグレードでした。

天板はポリエステル系の人工大理石で、シンクはステンレス。深型の食洗機はパナソニック製で、IHクッキングヒーター2口+ラジエントヒーターが標準仕様。タカラスタンダードなので、キッチンパネルはホーロー製でした。

レンジフードは同時給排気型ではありますが、グレードは4種類中上から数えて3番目。タカラスタンダードの場合、フィルターやシロッコファンがホーローでできていて、手入れが楽なグレードもありますが、それはオプション。

引出しの色はけっこうたくさん選べましたが、取っ手の色は基本シルバー。黒色に変更したい場合はオプションになりました。

というように、設定されている仕様をクリアしてはいるものの、ちょっとグレードが低く感じてしまうことがあったんですよね。。

せやまさんはトクラスのキッチンを全社に採用できるよう動いておられましたが、標準仕様の工務店さんもあれば、オプション費用が必要になる工務店さんも。なかなか商流を固めるのは難しい部分があったみたいですよ。

ちなみに大手ハウスメーカーは、結構高いグレードのキッチンが標準仕様となっているのを見たことがあるので、そこはすごくいいなぁ・・・とは思いました。

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オプションはなんだかんだ必要かも

せやま基準は、家を建てるなら最低限これは必要!という内容を盛り込んでいる、とされていますが、実際に住んでみてオプションはやっぱり必要だと感じます。

我が家も標準仕様からの変更ということで、いろいろオプションをしました。ザッとご紹介しますね。

  • 太陽光発電システム(マキシオン・MAX3、4.8kW)
  • せやま式屋根裏エアコン
  • 乾太くん+都市ガス工事
  • 換気システムの変更(標準→澄家)
  • 1F床材変更(標準→ウッドワン・ピノアース )
  • コンセントの追加
  • 稼働棚の一部変更(標準→ウッドワン・e•ra•bo)
  • 玄関ドアの遠隔操作盤
  • 造作カウンター設置 etc…

細かいものを合わせるとまだまだあるんですが、これらは標準仕様には含まれていない設備ですし、上にご紹介しただけでも、総額で300万円を超えるオプションになります。

それでも、変更したこちらのオプションは、住みはじめると生活するのになくてはならない設備でしたから、標準価格の仕様だけでなんとかなる、というのは、なかなか難しいかもと思っちゃいます。

ちなみに我が家で採用したオプションについては、こちらの記事も参考にしていただればと思います。

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工務店さんによって仕様や性能は違う

我が家がお世話になったせやま印工務店@滋賀は、ありがたいことに家の性能がせやま基準よりも大幅に高かったんです。

標準仕様のUA値はHEAT20のG2レベルC値は0.5以下保証で、窓は樹脂サッシのトリプルガラスが標準仕様でした。

また、許容応力度計算の耐震等級3省令準耐火構造も標準仕様

滋賀県は5〜6地域なので、正直G2レベルの断熱性って私はややオーバースペックに感じたんですよ。なので、窓については樹脂サッシのLow-eペアガラスに変更して減額してもらったくらい。

それでも我が家のUA値0.42ですから、5地域だとG1〜G2レベルの間、6地域ではG2レベルをクリアする断熱性なんですよ。そのくらいおうちの性能が高い工務店さんでした。

ただ、先ほどもご紹介したように、住宅設備のグレードが抑えられてるかも・・・と感じる部分もありました。

また、工務店さんごとに断熱性能や仕入れが得意な住宅設備のメーカーは違いますし、標準仕様となっている設備も異なります。

ハウスメーカーの場合は、設備だったり仕様が全国どこで建てても同じ。すでに建てた方の口コミや失敗談、後悔ポイントがとても参考になるので、自分が家づくりするイメージがしやすいことが、メリットになりますよね。

ただ、せやま印工務店の場合、まったく同じ仕様の工務店さんがどのくらいあるのか・・・?他の地域の工務店さんのことはあまりわからないですが、たぶん全く同じ仕様の会社はないんじゃないでしょうかね?

私はせやま印工務店にお世話になってホントによかったと思っているので、いろいろとブログでご紹介をしていますが、他の地域にお住まいの方だと参考にならない部分があるのも事実。

だから口コミが多いハウスメーカーに足を運びやすい、というのはあるのかもしれませんね・・・。それでもお住まいの地域にせやま印工務店があるのであれば、選択肢を増やす意味でも行ってみて損はないかと思いますよ。

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言っても価格はめちゃくちゃ安くはない

2025年の4月にせやま印工務店の基準価格が改定になりました。現在のせやま基準価格(延床面積30坪)は、

基本価格2,000万円+資材価格調整費250万円=税抜2,250万円

が上限の設定となっています。ここに、地域ごとのエリア調整費と寒冷地調整費がプラスされて、あなたがお住まいの地域で建てる場合の基準価格が決まります。

私の住む滋賀県の場合は、エリア調整費が70万円。そして寒冷地調整費が50万円(5地域の場合)なので、上の価格に最大120万円のプラス。

合計で上限価格は税抜2,370万円、税込で2,607万円となります。坪単価で計算すると税抜79万円、税込約87万円ですので、激安!お買い得!という値段ではないかと思います。数年前であれば、まあまあいい値段のおうち、という感じの価格帯ですから。

ただ今ではもう、坪単価が税抜100万円をザラに超えるメーカーさんも多いようですね。しかも、付帯工事やオプション価格を抜いた、おうちの本体価格だけで。

そう考えると、性能も設備もある程度担保されているせやま印工務店は、コスパが良いとは思うんですけどね・・・。

特にせやま印工務店@滋賀は、以前からHEAT20のG1.5〜G2レベルでしたから、もしかしたら先ほどの上限価格より安く設定されているかもしれませんよ。ぜひ滋賀県にお住まいの方は、クルー登録してご確認いただければと思います。

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あとがき

実際に私はせやま印工務店にお世話になり、30坪総2階のおうちに住んでおりますけど、狭くもなく快適に過ごさせてもらっています。

施工面だったり保証面、サービス面など、住宅会社選びにはいろいろな要素がありますし、ちょっとここは大丈夫かな・・・?みたいな部分はありましたけど、おおむね満足できるおうちになりました。

InstagramやX(旧Twitter)では、大手ハウスメーカーで建てられた、えらくステキで大きい、オシャレなおうちの動画や画像がいっぱい出てきますよね。

もちろんそれもいいんですけど、やっぱり家は住んでからの快適性って大事だと思うんですよね。

もしあなたがデザインも性能も、そしてコストも諦めたくない!という、コスパよく快適な暮らしを希望されるのなら、一度せやま印工務店を検討に入れていただくことをおススメしますよ!

 

ほいじゃあ、また!今日もありがとうございました!

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ラジ夫

広島、カープ、そしてラジオを愛する元広島市民。 RCCラジオを愛聴。 熱しやすく冷めやすい性格。 ただ好きなことにはとことんこだわるタイプ。 すし子さんのお仕事を、デザイン筆文字とおうちづくりのブログでお手伝い。

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