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前回に引き続き、またまた建材メーカー・ウッドワンのご紹介記事になります。
ですが・・・こんな弱小ブログですので、
もちろん企業案件ではございません。苦笑
せやまさんの間取り実例動画では、ウッドワンの建材がよく採用されていますが、その中でもこの収納棚が毎回登場しています。
(出典:YouTube 「家づくり せやま大学」)
これがどこのメーカーのなんという商品か、せやまさんのライブ配信で質問をしたところ、
ウッドワンのe•ra•bo(エラボ)
という商品だと教えてもらいました。
これ、いわゆる稼働棚なんですけど、
実に使い勝手が良いんです!
ということで今回は我が家にも採用したこちらの収納。
ウッドワンのe•ra•bo(エラボ)のご紹介と、間取りづくりのポイント、ちょっとした我が家の後悔ポイントなどをご紹介いたします。
- 収納棚ってどれも同じじゃないの?
- e•ra•bo(エラボ)は何が良いの?
- 採用する時に気をつけることは?
- 費用はどのくらいかかった?
など、収納棚・稼働棚の採用について細かく考えておられるあなた!収納は別に何でも・・・と思っておられるあなた!
きっと知っていただいて損はないと思いますので、少しでも参考にしていただけるとうれしいです。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
そもそも収納棚の標準仕様は?
せやま印工務店@滋賀の収納棚は、特に指定をしなければ可動棚が標準仕様です。
仕様は2種類。四点支持型とアームハング型です。
四点支持型は、4つの小さな部品で棚板を支える仕様です。
一方こちらがアームハング型。3つのアームで棚板を支えるタイプです。
棚板を支えるためのパーツを取り付けるレールが、棚の横にあるのか後ろにあるのか、という違いですね。
とあるハウスメーカーでは自在棚と呼んでいるようで、オプションになるメーカーもあるみたいですね。
収納スペースって何を入れるか検討はすると思いますけど、実際に住んでみると想定と違うことがあったり、年月を重ねると入れるものが変わったりします。なので、
収納棚は可動棚がいいと思いますよ。
住宅会社さんが標準仕様にされているかどうかはぜひ契約前に確認されることをおススメします。
我が家のe•ra•bo(エラボ)
せやま印工務店@滋賀の標準仕様の可動棚から、e•ra•bo(エラボ)に変更するとなると、当たり前ですが追加費用がかかります。
なので、さすがに全部の可動棚を変更するわけにはいかなかったんですが、絶対に変更したいと思った2か所だけ変更しました。それが、
シューズクロークと洗面脱衣所です。
この2か所は、どーしても変更したい!いや、変更すべき理由があったんです。
シューズクロークへの採用理由
シューズクロークって、靴や外で使うものをしまう場所なので、あまり頻繁に出し入れすることってないかもしれません。
なので、そんなにこだわる場所・・・?と思うかもしれませんが、注目すべきは棚板。
一般的に、可動棚の棚板ってこんな感じです。
いわゆる化粧板というもので、MDFという木の繊維を集めて固めて作った板の表面に、メラミンなどのシートが貼ってあるものが多いです。
室内の棚板であれば、特段問題はないと思うんです。でも、
シューズクロークはこれでは不足!
と私は考えました。
なんでかといいますと、シューズクロークって靴を置く場所ですよね。
で、靴って濡れたり汚れたりするんです。
なので、棚板の素材は水とか汚れに強く、洗うことができるものであることが必要じゃないでしょうか?
ウッドワンのe•ra•bo(エラボ)には、玄関収納プランというのがありまして、これには玄関収納用棚板という専用の棚板があります。
これ、素材がプラスチックなので、水に濡れても大丈夫ですし汚れても簡単に水洗いが可能です!
もちろん可動棚ですから、ブーツなど高さのある靴や子ども用の小さい靴まで、いろんな高さや大きさの靴に対応できます。
シューズボックスならこういうプラスチック製の棚板を見たことがありますが、オープン型のシューズクロークにするのであれば、ぜひe•ra•bo(エラボ)をおススメしたいです。
洗面脱衣所への採用理由
せやまさんがよく、
脱衣所には必ず収納をつくること!
とおっしゃっています。
これは、パジャマとか下着とかをわざわざ2階に取りに行かなくても済むように、お風呂場の近くに収納を設けて!ということですね。
で、やっぱり下着を収納するのであれば見えないようにしたいですよね。
特に我が家は私以外は全員女子ですから、下着が見えるなんてもってのほか。
なので洗面脱衣所の収納は、住み始めてからニトリとか無印とかで引き出しを買って、置くつもりをしていました。ですが・・・
収納棚の幅にうまくピッタリ合うような引き出しって、
なかなかないんですよね。
でも、e•ra•bo(エラボ)だと、専用の引き出しがありますから、幅はもちろんピッタリ。
しかも、後付けができるのがポイントです!
ちなみに我が家も引き出しを後付けしました。引き渡し時はこんな感じ。
で、メーカー純正の引き出しを購入して付けました。
部材はウッドワンさんのパーツショップで購入できますし、場合によっては楽天などのECサイトでも購入できます。
この引き出しの取り付け、電動ドライバーと手回しのプラスドライバーがあれば、思ったよりカンタンに出来ます。
もし電動ドライバーが家にない方でも、貸し出しをしているホームセンターがありますから、そこで借りてみてください。たぶん1泊2日で500円くらいじゃないでしょうか。
ただ、せやまさんの間取り実例で出てくるこちらの引き出しは、表の板が無垢なので、グレードが高い方です。
(出典:YouTube 「家づくり せやま大学」)
見た目はコッチの方が断然カッコいいんですが・・・値段が倍くらいするんですよね。汗
なので我が家は、予算の関係で安いシート貼りの方を選びました。泣
でも!3月の決算時期にセールをやってたんです!今回はまだ買って間もないということもあり見送りましたが・・・通常よりも30%くらい安く買える可能性もあったので、また開催されるなら要チェック!
ファミリークローゼットがとれなくても・・・
で、洗面脱衣所に採用した理由はもうひとつ。
我が家は間取りの関係上、ファミリークローゼットのような衣類収納を1階に大きく取れなかったんです。
ですが、e•ra•bo(エラボ)には専用のパイプハンガーが別売りで売ってます。
だから、今は収納として使っているスペースを、将来的に衣類収納に変身させることができるんです!
だから我が家も子どもたちが大きくなって巣立っていけば、衣類収納のスペースを1階に増やしていきたいと思っています。
間取りの関係でファミリークローゼットができなかったとしても、収納として確保しているスペースに、e•ra•bo(エラボ)を最初から入れておくことで、大きな工事をしなくてもファミリークローゼットを作れますよ。
e•ra•bo(エラボ)を採用するときの間取りのポイント
このe•ra•bo(エラボ)ですが、間口の種類が決まっています。
短い方から、299、459、619、779、939、1039mmとなります。
この間口というのは、いわゆる棚の内寸。
これに側板(厚み15mm)や仕切り板(厚み21mm)が必要になりますから、その分の寸法をしっかりと調整して、収納スペースを作ることが大事です。
上の指定寸法できっちり入るように最初から設定しておけば、後から大掛かりな工事も必要ないですし、必要に応じて棚板や小物を揃えていけば、収納計画がより自由自在になります。
実は・・・収納スペースで我が家にもひとつ、後悔のポイントがあるんです。
それはこのパントリーのスペース。
ここは間口が1100mmなんですが、今はこの無印のケースを棚に入れています。
で、この一番下の棚板をよーく見ていただくと・・・
たわんどる!!
この板の長さは、もちろん間口と同じ約1100mm。いくら耐荷重25kgとはいえ、四点支持型だと幅が長すぎてたわみます。
じゃあアームハング型にすれば解決するんですが、これ、アームの分だけ高さと奥行きが使えなくなるので、ちょっともったいないしピッタリ感が薄れると思ったんですよね。
で、四点支持型の可動棚にしたんですが、このスペースこそ、我が家の1階で将来的にいろいろと使えそうな大きなスペースなんです。
だから、ゆくゆくe•ra•bo(エラボ)をスムーズに入れられるように、キチンと寸法を測って設定しておけばよかった・・・と若干の後悔をしています。
みなさんは、しっかりと寸法を想定した上で、e•ra•bo(エラボ)を採用してみてくださいね。
変更費用は?
あくまでせやま印工務店@滋賀で2022年9月に契約した我が家の費用、ということにはなりますが、以下の通りです。
●シューズクローク
間口619mm+779mm=合計1,398mmを向かい合わせに2か所
→約12万円の追加
●洗面脱衣所
間口619mm×2=合計1,238mmを片面
→約5万円弱の追加
となりました。
決して安い買い物ではなかったんですが、将来のことを考えると良い投資だったんじゃないかと、思っています。
でも、どうしてもこの費用は出したくない!という方は、アームハング型の可動棚にしておくとベターです。
このアームハング型であれば、ホームセンターにもレールだったりハンガーをかけたり棚を置くための金具が売ってます。
これ、我が家が昔アパートに住んでいた時、収納が足りなくてDIYで衣類収納を作った時に使った部材です。
これこそ大掛かりな工事なしで使い方によっていろいろ変えることができますから、もしよければ参考になさってください。
あとがき
収納って、家づくりには避けて通れない検討事項ですよね。
そして、実際に住んでからいろいろと環境も変わりますから、後で変えられる仕様にしておくことで、ストレスも減るかと思います。
ウッドワンさんのe•ra•boなら、もう住んでおられる方でも採用可能な設備ですので、新築の計画をされているあなたも、リフォームをお考えのあなたにも、参考にしていただけるとうれしいです!

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