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今年の夏も暑かったですね・・・。てか9月になってもまだ暑いのは暑いんですけど。真夏並みに暑いですね。苦笑
我が家も6月初めからエアコンがフル稼働。電気代もやっぱり気になるところです。
なので光熱費を抑えたい!と思って新築時に太陽光パネルを載せるかどうか、迷われている方も多いかと思います。
ちなみに我が家は載せました。というか載せることはほぼ最初から決めていました。
でも・・・実は打ち合わせの時にちょっとイロイロあったんです。何も考えずに見積もりだけ見ていると、痛い目にあうかもしれませんよ・・・。
ということで今回は、太陽光パネルを載せるときに注意することだったり、打ち合わせの時に注意することを、ご紹介していきたいと思います。
今、太陽光パネルを載せるかどうか検討されているあなた!参考にしていただけるとうれしいです。
ほいじゃあ、いってみましょう!
もくじ
太陽光パネルを載せようと思った理由
そもそも、なんで載せようと思ったのか。理由としては我が家もやっぱり、
電気代を節約
したいというのが一番・・・てかそれ以外ないですね。
初期費用はもちろんかかるんですが・・・マンションでも賃貸でも享受が難しい、戸建てだからこその電気代節約策。
時間はかかりますが、必ず元が取れるようにと考えた結果、載せることにしたワケです。
となると、メーカーはもう一択でした。そう。
マキシオン
です。
マキシオンとは?
ちょっと前からYouTube界隈でもよく名前を聞くようになったマキシオン。
昔はサンパワーという名前で販売されていた、アメリカの太陽光パネルメーカーです。
(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)
こちらの動画が公開されたのが2020年の9月。2021年にサンパワーからマキシオンに名前が変わった・・・というかサンパワーから分離独立したのがマキシオンということです。
4年前からせやまさんはマキシオン(サンパワー)を推奨されていますね。
(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)
こちらの動画は2022年の3月に公開されていますが、ここでもせやまさんはマキシオンを推奨されていますね。
しかも、一択とまで言い切っておられるので、私もそこに乗っかったというワケです。
パネルの積載量は5Kwくらいを目安に
積載量についても、せやまさんがこちらの動画でおっしゃっていました。
(出典:YouTube 「家づくり せやま大学」)
目安としては5kWくらい。マキシオンであれば、1枚あたり400Wなので、12枚で4.8kW前後が目安・・・ということですね。
まさに我が家がこの容量でございます。
また、この動画では年間の電気発電量が、地域や日照条件にもよりますが、1kW=1,100kWhくらいがおおむね目安とのこと。
で、年間の消費量平均がだいたい4,500kWhということなので、ちょっと余裕を持たせた容量という説明でした。
もちろん、予算に余裕があるのであれば、6kWでも7kWでも載せるのはアリでしょうが、マキシオンってまあまあ高いんでね。苦笑
たちまち、1年で使う電気の量をまかなえるくらいの発電ができる目安の容量、それが5kW前後ということです。
ちなみにこの動画が公開されたのは2022年の8月。余談ですがちょうど2年前なので、せやま印工務店@滋賀との打ち合わせをスタートした時期ですね。
いやぁ・・・時間が過ぎるのは早い。苦笑
その当時よりも電気代は上がってます。さらに、おひさまエコキュートも徐々に普及してきてますね。
また、電気自動車だってなんやかんやこれから普及するかもですし、電動バイクや電動トライクなんていう、便利な乗り物も出てきています。
なので、ますます電気を使う量が増えることを考えれば、予算が許せば5kW以上、6kWや7kWくらい載せる、というのは個人的に良いと思います。
屋根の形は切妻か片流れがベター
太陽光パネルはハナっから載せる予定をしていたのと、せやま式屋根裏エアコンは絶対採用したい!と思っていたので、この段階で屋根の形状は、
切妻屋根か片流れ屋根
のどちらかにすると決めていました。
まったく家づくりを考えていなかった時は、キューブ型の真っ平らな屋根、こんな軒ゼロの陸屋根もカッコいいなあ、と考えていました。
※イメージ
が、勉強していくうちに、陸屋根はデメリットが大きいことを知り、さらには屋根裏エアコンがやれないこともあって、採用しませんでした。
屋根の種類で言えば寄棟屋根もありますよね。ですがこちらもパネルは載せにくい。屋根の形が三角ですからね。こちらも特に検討をすることはありませんでした。
※イメージ
さて、切妻か片流れのどちらにするか。選んだのは・・・
切妻屋根でした。
我が家が切妻屋根を選んだ理由
正直なところ私もすし子さん(妻)も、片流れ屋根がカッコいいなぁと思ってはいたんですが、あえて選ばなかった理由があるんです。それは、
追加費用が出ること。
片流れ屋根の場合、切妻屋根よりも片方の外壁の面積が大きくなりますね。
その分必要な部材が多くなるので、費用が上がるというのも理解できます。これは工務店さんによってもいろいろと考え方だったりルールが違っていることもあるかと思いますし、費用が上がらずに片流れ屋根を選べるケースもあるかもしれませんけどね。
ですが我が家がお世話になった、せやま印工務店@滋賀では、片流れ屋根の場合は追加費用がかかると、当時お話を聞きました。
確かにカッコいいとは思っていましたが、あえて追加費用がかかってまで片流れ屋根にしたい!というほどのこだわりではなかったですから、切妻屋根にすることをアッサリ決めました。
ただここでちょっとした問題が。先ほど、パネルの積載量は4.8Kwとご紹介しましたが、左右対象の切妻屋根だと載せるのに面積が足りないことがわかりました。
さて、どうしたものか・・・
切妻屋根の形を変えて、より多くのパネルを載せる!
ということで設計士さんからご提案いただいたのがこんな屋根。
これ、変形切妻屋根といいまして、左右の勾配角度が違うんです。我が家の場合は北側が4.26寸勾配、南側が2寸勾配となっています。
こうやって南側の屋根の面積を大きくすることで、パネルを4.8kWまで積載量を上げることができたんです。
ただ、デメリットもあります。それは、
太陽光パネルの発電効率が落ちること。
太陽光パネルには一番効率よく発電する角度があるのですが、それが約30°なんです。
約30°というのは、勾配で言えば6寸。横10mに対して6m下がる勾配の角度です。
ただ、6寸勾配ってけっこうな急勾配。屋根足場を組まないと施工が危ないくらいの急勾配なので、あまり現実的ではありません。
※イメージ
せやまさんは、切妻屋根なら3.5〜4.5寸、片流れ屋根なら1.5〜2.5寸くらいが目安とおっしゃっています。
我が家の太陽光パネルが載っている屋根の勾配は2寸。なんとかギリギリってところでしょうか。苦笑
屋根のメンテナンスのしやすさや、外壁の面積を抑えることを踏まえつつ、理想とされる約30°の角度に近づけようとすると、4.5寸の切妻屋根がいい塩梅ではないかと思いますね。
家の大きさや形によって屋根の形状も変わってくると思いますが、参考になればと思います。
あとがき
太陽光発電システムって、しっかりと考えて載せることができれば、光熱費の削減にしっかり貢献してくれるスグレモノではあります。
ですが、初期費用だって決して安いものではないですから、失敗のないように計画しないと、あとあと後悔してしまうかも。
パネルのメーカー選びだったり予算を考えることはもちろん大事ですが、ぜひ屋根の形状や勾配にも気をつけていただいて、後から後悔をされないような選択をしてくださいね!
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