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前回は、マキシオンの太陽光パネルを採用した理由だったり、我が家の電気契約内容などをお伝えしながら、新居に住み始めた10月〜12月の発電量と使用量、実際の電気代などをご紹介しました。
もしよろしければ、こちらからご覧ください。
今回はその続き。1月〜3月の冬時期、4月〜6月の初夏、そして今年は特に暑かった7月〜9月の結果を、ドドン!とご紹介します。
そして1年間ではどのくらいの発電量、そして電気代がどのくらいかかったのか?そんなところもご紹介できればと思います。
ほいじゃあ、いってみましょう!
我が家の仕様はこちら
発表の前に、我が家の太陽光発電システムと主な電気設備の詳細を、サラッとおさらいしておきます。
【太陽光パネル】
- メーカー:マキシオン(Maxeon)
- 製品名:SPR-MAX3-400(1枚あたり400w)
- 積載量:4.8kWh(パネル12枚)
- 屋根の向き:東寄りの南側屋根(2.5寸勾配)
【パワーコンディショナ】
- メーカー:パナソニック
- 製品名:VBPC244GM2
- タイプ:一般仕様、屋内屋外兼用、4.4kW
- マルチストリングス型
【電気会社と主な電気設備】
- 電気会社:関西電力
- 電気プラン:従量電灯A
- 給湯設備:エコキュート (コロナ製、460L)
- エアコン:2台(リビング:14畳用・200V、屋根裏:8畳用)
- 蓄電池は設置なし
1月〜3月、冬場の発電量はいかに?
暖房費がかさむのに、発電量は伸びない真冬の1月〜2月。そして春の足音がうっすら聞こえ始める3月です。この時期は大変厳しい結果になりました・・・。
<2024年1月>
・発電量:286.1kWh
・電気消費量:763.4kWh
・売電量と金額:73.1kWh、1,024円
・買電量と金額:550.2kWh、14,676円
<2024年2月>
・発電量:307.0kWh
・電気消費量:628.3kWh
・売電量と金額:109.5kWh、2,624円
・買電量と金額:431.0kWh、12,685円
<2024年3月>
・発電量:484.6kWh
・電気消費量:627.6kWh
・売電量と金額:240.0kWh、4,112円
・買電量と金額:383.4kWh、10,897円
<2024年1〜3月>
・発電量:1,077.7kWh
・電気消費量:2,019.3kWh
・売電量と金額:422.6kWh、7,760円
・買電量と金額:1,364.6kWh、38,258円
リビングの暖房は24時間つけっぱなし。部屋はさすがに乾燥するので、加湿器もフル稼働です。
電気代は毎月1万円を超えました。総務省統計局の家計調査によると、2024年1月〜3月の4人家族の場合、平均の電気代は14,091円とのこと。
我が家の平均値は12,753円。ちょっとだけ統計よりは少ないですが、エコキュートの湯沸かしをお昼にしているので、太陽光がなかったらたぶん、統計よりも多かったんでしょうね・・・。
ちなみに1年間で一番発電量が少なかったのと、電力消費量が一番多かったのが1月。やっぱり日照時間と発電量はバッチリ比例しますね。
4月〜6月、初夏は大発電の季節!
では、次。春〜初夏の時期です。
<2024年4月>
・発電量:541.0kWh
・電気消費量:356.0kWh
・売電量と金額:348.8kWh、7,072円
・買電量と金額:163.8kWh、7,255円
<2024年5月>
・発電量:655.1kWh
・電気消費量:354.5kWh
・売電量と金額:446.8kWh、6,592円
・買電量と金額:154.7kWh、4,415円
<2024年6月>
・発電量:604.6kWh
・電気消費量:455.8kWh
・売電量と金額:364.9kWh、4,640円
・買電量と金額:215.9kWh、3,854円
<2024年4〜6月>
・発電量:1,800.7kWh
・電気消費量:1,166.3kWh
・売電量と金額:1,160.5kWh、18,304円
・買電量と金額:1,364.6kWh、15,524円
1年間で唯一、この期間だけは実質的に電気代がタダという計算になりました。
1年のうちで一番発電するのは5月と聞いたことがありますが、我が家も実際そうでした。6月も月別でみると年間で3番目の多さだったので、やっぱりこの時期の発電量はすごいですね。
ところで、買電量が5月より6月の方が多いのに金額が安い、とか売電量が4月より5月の方が多いのに金額が低い、ということが起こっています。
電気メーターの検針は月末ではなくて月の途中にあります。対象となる期間は前月の途中から当月の途中までになるので、電気代と使用量がちょっとズレるんです。
使用量と売電量からおおまかに目安の電気代を算出することもできますが、金額については実際に請求された金額と振り込まれた金額を出すようにしていますので、その点はご了承ください。
7月〜9月、エアコンフル稼働!気になる電気代は?
いよいよ夏です。今年は毎日のように太陽がサンサンと照り付け、厳しい暑さが続いていましたが、果たして発電量は伸びたのでしょうか・・・?
<2024年7月>
・発電量:587.6kWh
・電気消費量:628.3kWh
・売電量と金額:297.3kWh、5,040円
・買電量と金額:338.5kWh、7,562円
<2024年8月>
・発電量:634.7kWh
・電気消費量:647.4kWh
・売電量と金額:342.1kWh、5,504円
・買電量と金額:354.5kWh、10,551円
<2024年9月>
・発電量:536.4kWh
・電気消費量:597.6kWh
・売電量と金額:277.4kWh、3,664円
・買電量と金額:338.4kWh、9.834円
<2024年7〜9月>
・発電量:1758.7kWh
・電気消費量:1,873.3kWh
・売電量と金額:916.8kWh、14,208円
・買電量と金額:1,031.4kWh、15,524円
この時期は発電もまあまあするけど、それ以上に電気を使ってる期間になりますね。
リビングと屋根裏のエアコンは、6月の上旬から運転を開始しまして、この7月〜9月はずっと24時間つけっぱなしにしていました。
発電量は4月〜6月に匹敵するくらい多いんですが、電気を使う量はエアコンの稼働で明らかに増えています。なので、電気代はそれなりにかかりました。
あと、子どもたちが7月下旬〜8月下旬までは夏休みということと、暑すぎて室内にいることが多かったことも、電気代がかさんだ理由になるかもしれませんね。
消費・電気代は?
では、1年間のトータルでどんな結果になったのか?こちらです!
<2023年10月〜2024年9月>
・発電量:5,766kWh
・電気消費量:6,517kWh
・売電量と金額:3,108kWh、42,112円
・買電量と金額:3,286kWh、102,861円
ということで年間で実質かかった電気代は・・・
60,749円!
という結果になりました。
ちなみにこちらの動画では、せやまさんが大まかに年間の発電量をお話しされています。
(出典:YouTube「家づくり せやま大学」)
積載量が5kWとした場合、年間の発電量と電気の消費量がそれぞれ6,000kWhとしてシミュレーションされていますね。
我が家の場合、発電量はそれよりもちょっと少なめ。でも消費量は多めということで、電気をけっこう使ってるんだなぁとちょっとした発見でした。節電しないとですね。
あとがき
関西電力エリアの我が家の場合、ありがたいことに他の地域よりは電気料金は安いと思います。電気料金が高い地域の方が、自家消費の効果は高くなる計算になるのですが、やっぱり太陽用パネルを設置している恩恵は、多少なりとも受けられたんじゃないかなと思います。
では、次回は実際の経済効果について計算をしてみます。そして、どのくらいで元が取れるのか?それもシミュレーションしようかと思いますので、またお越しいただけるとうれしいです。
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